自炊レポ:裁断サービスが驚きの素早さ
Posted on | 6月 20, 2010 | No Comments
「蔵書を自分で電子化する」ことをネット上では「自炊」と呼び話題になっています。その「自炊」を筆者もチャレンジしてみました。
裁断業者への本の送付から、スキャナーを使っての「自炊完了」までルポにしてみました。作業段階ごとにチェックポイントをつけてありますので、参考にしていただければと思います。
Apple社からiPadが発売され、6月24日にはiPhone4が発売される予定となっている。iPhone4は3GSから比べて解像度が4倍増の960×640となっており、電子書籍端末には最適と思われます。
たとえば産経新聞アプリは便利ですが、旧iPhoneでは記事を読む度に何度も拡大縮小を繰り返す必要があり、やや不便でしたが、解像度の高いiPhoneの登場で利便性が増すと期待できます。
しかしながら、Apple社の電子書籍販売サイトであるiBookstoreは日本国内ではまだ始まっておらず、Amazon社のKindleストアに関しても国内の電子書籍はほとんどないという現状に、「蔵書を自分で電子化しよう」と考える方も多いようで、ネット界隈では「自炊」と呼ばれているようです。
【チェックポイント】
・Phone4は3GSから比べて解像度が4倍増の960×640となっており、電子書籍端末には最適。
・Apple社のiBookstore、Amazon社のKindleストアともにまだ不便。
・蔵書を自分で電子化する「自炊」にチャレンジしてみる。
◆筆者の自宅の本棚の状況
筆者も、書籍や漫画が自宅の複数の本棚を占有しており、「本棚に空きがないので新しい本の購入をためらう」という情けない状態(本を捨てたり売ったり出来ない性格)。
頻繁に読まない本は段ボールで押入れに収納したり、実家に送りつけたりしているわけですが、「読みたい」と思ったときには、押入れをひっくり返したり、実家に帰省しないと読めないという不便な状況です。
そこで、蔵書を電子化して収納スペースを節約し、読みたいときにいつでも読めるように「持ち歩く」ことを目標に「自炊」にチャレンジしてみようと思い立ちました。
その様子を簡単にレポートしたいと思います。
◆「PDF」化してくれる業者か、「裁断」のみの業者か、考えて選んでみる
現在、電子書籍の「自炊」を行う場合、「裁断」「スキャン」のプロセスを経ることになります
が、最近は、格安90円で本をPDFにしてくれる業者も登場しています。Amazonから直接、業者が受け取るサービスも始めたようで、その場合、Amazonの基準を満たせば送料が無料なので、実質1冊あたり90円の追加コストだけで好きな電子書籍が手に入ることになります。
たしかにこの方法は便利であり、コストも安いのですが、手元に裁断後の書籍が戻らないため、筆者にはためらわれました(新規に買う本は割り切ってもいいかもしれません)。
そこで今回は裁断のみを請け負う業者を利用してみました。(従って、自宅から業者への往復送料を負担することになります)
スキャンは納得いくまで試したいため、キヤノンのDR-150を購入。コンパクトですが読み取り速度の速い機種です(200dpiでモノクロ30面/分)
【チェックポイント】
・Amazon経由で、1冊格安90円で本をPDFにしてくれる業者の登場
・上記の業者では手元に裁断後の書籍が戻らないこともある。
・裁断のみを請け負う業者は、裁断量+書籍の往復送料が必要
・キヤノンのDR-150はコンパクトだが読み取りが早い(200dpiでモノクロ30面/分)
◆「発送」から「戻り」までわずか2日
まずはお試しで段ボール1個に4コマの漫画雑誌をつめて送ることにしました。100サイズの段ボールに25冊ほど入りました。
コンビニから長野県の業者に送ります(送料は約1000円)。
次の日には到着して業者からメールが帰ってきます。冊数を確認して作業依頼を送付。その日のうちに裁断が完了したようで、送付して二日後には速攻で戻ってきました。
あまりに速かったので「裁断不能」で返本されたのかと勘違いしたぐらいでした。
裁断後の雑誌の状態は写真を参考にして頂くとして、一冊一冊を白い紙で帯にしてあり、全体をプチプチビニールでくるんだもので、充分な梱包状態と思います。
かかった費用は送料1,000円x2と25×100円で合計で4,500円でした。
【裁断サービス利用のチェックポイント】
・100サイズの段ボールに25冊(4コマの漫画雑誌)
・送料は約1000円(都内のコンビニから長野県の業者へ送付)
・送付して二日後には戻ってきた。
・充分な梱包状態。
・一冊一冊を白い紙で帯にしてあり、全体をプチプチビニールでくるんであった
◆キヤノンのDR-150スキャン開始
早速、DR-150のセットアップに入ります。
店頭で買って驚いたのが業務用サプライといった雰囲気の素っ気ない箱に入っており、まるでレーザープリンターのトナーのようでした。
本体を取り出すと、消耗品の「分離パッド」を装着します(1万枚スキャンが交換の目安とのこと)
USBケーブルでパソコンと接続すれば、スキャナーがストレージとして認識され、スキャンソフト自体は本体に内蔵されておりインストール不要。なんとも簡単。
裁断済みの雑誌を天地反対でセットして、スキャンソフトのスタートを押すと、あっけないほど簡単にスキャンが始まりました。
このスキャナーは最大20枚装填可能だが、大量にスキャンする場合は装填数の多い機種を選んだ方がいいかもしれない。
結局、手間は「束を装填し直す」ことに集約されると思われるので、読み取り精度や速度は低くてもかまわないのではないだろうか。
【チェックポイント】
・キヤノンのDR-150でスキャン
・分離パッドは1万枚スキャンが交換の目安
・USBケーブルでパソコンと接続すれば即利用可能
(スキャンソフト自体は本体に内蔵されインストール不要)
・スキャンソフトのスタートを押すだけでスキャン開始、簡単。
・最大20枚装填可能
・作業は、「束を装填し直す」&「スタートを押す」の繰り返し
紙の本で読みたいというニーズは確実にあるとは思われるが、日本の狭い住宅事情で本を大量に長期間保管することにはやはり無理があると思われます。買った当初は紙で読み、時間が経ったら電子化して省スペースで保存というのは、なかなか合理的ではないでしょうか。
筆者は、電子書籍端末としてはkindle2を保有していますが、高解像になったiPhone4にかなり期待しているところです。
(みさき)
(参考リンク)
今回利用させてもらった「scanbooks.jp」。スキャナーのレンタルも行っている
http://scanbooks.jp/index.shtml
1冊90円でPDF化してくれる「スキャポン」。Amazonや楽天からの直送に対応している模様。
http://www.scapon.jp/
1冊100円から「bookscan」
http://www.bookscan.co.jp/
裁断機も自分で買いたい層には、
「カール事務器 DC-210N」がkakaku.comのランキングでは人気のようです。
替え刃が630円ほどで安く、ディスクカッターの仕組みが怪我を防ぐようです。
http://www.carl.co.jp/new_item/DC-210N.html
http://kakaku.com/houseware/ss_0025_0003/0003/0004/
今回利用したスキャナー「キヤノンDR-150」
http://cweb.canon.jp/imageformula/lineup/dr-150/index.html
200dpi 両面 14面/分(USBケーブル1本給電時)
USBケーブル2本またはACアダプター給電時・30面/分
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