MBS・TBSほかにて大好評放送中のTVアニメ『デュラララ!!』。そのDVDリリース開始を記念して、竜ヶ峰帝人役・豊永利行さん、紀田正臣役・宮野真守さん、園原杏里役・花澤香菜さん、折原臨也役・神谷浩史さん、平和島静雄役・小野大輔さん、門田京平役・中村悠一さんという豪華キャストが出演するスペシャルイベント『デュラララ!! DVD発売記念 de デュラララプソディ in 光が丘』が、5月16日（日）、光が丘IMAホールにて開催された。昼夜2回公演行われたこのイベント、ここでは夜の部の模様をレポートする。
イベントの幕が上がると、客席横の扉から出演者が登場し、観客からは大歓声が。豊永さん、花澤さんの『デュララジ!!』コンビがこのイベントの司会進行を任されたのだが、宮野さん、神谷さんら、ただでさえ自由奔放なこのメンバーが、イベント冒頭から妙にハイテンション。果たしてトシくん、ハナちゃんは無事にMCという大役を務めることができるのか……？
最初のコーナーは、出演者に事前に回答してもらった様々なアンケート結果を、ランキング形式で発表する『デュララランキング!!』。「『デュラララ!!』で一番愛すべきキャラは？」という質問では、法螺田が2位にランクイン。新羅の父に絡んでセルティに追い払われたり、黄巾賊では年下の正臣に従っていたりと、下っ端オーラ全開の法螺田だが、なぜかキャストの間では大人気で、法螺田とは全く関係のないシーンでも、ガヤで“法螺田さーん！”と名前を呼ばれたりしているそう。また、「『デュラララ!!』のキャラクターに言ってもらいたい台詞は？」という質問での小野さんの回答は、「波江さんが大好きなので、“静雄、愛してるわ”って言ってほしい！ 罪歌に乗っ取られてでも、この台詞を言ってほしい！ もし言ってくれたら、その回が僕にとっての最終回です！」。
そんなアンケート結果が次々を発表される中、唐突にスクリーンに映し出された「トシくんボケて」の文字。しかも今回は「“光が丘”でボケて！」と難易度高め。他のキャストたちが煽る中、大観衆の目前で見事なボケな披露した豊永さんに、客席からもキャスト陣からも「お〜！」と感嘆の声が（笑）
ランキングコーナーはさらに続き、「デュラララ!!に一言物申す」というお題に、中村さんのアフレコ裏話が暴露されたり、小野さんの台本に落書きをし、表紙の『デュラララ!!』を『ヂョタタヲ!!』にした犯人が明らかになったり。そんな中「お気に入りのシーンを教えてください」という質問では、“静雄無双（静雄が罪歌の集団と戦うシーン）”が挙げられ、小野さんは「静雄はかなり低めな声で演じていて、この声で叫ぶと、喉が破けそうでした。中でも特にこのシーンはヤバかった」と、収録の様子を振り返った。また、この質問で宮野さんが選んだのは“正臣と沙樹の出会いのシーン”。このシーンでは正臣がエスパー伊東さんのような動きをしていて、どうしてもエスパー伊東さんのモノマネをアドリブをやりたいと、他の台詞を巻いてギリギリ差し込んだそうで、その映像を改めて観て「オレ頑張った〜」と感慨深げ。
続いては、生アフレコのコーナー。ここで演じるシーンは、第16話より“静雄が臨也のマンションに乗り込むシーン”、第18話より“沙樹が入院している病院前での、正臣が門田と出会うシーン”など、かなりシリアスで重要なシーンが選ばれており、「普通イベントでは、もっとギャグシーンをやるもんじゃ……」と、演じるキャストたちもかなり緊張気味だったが、迫真の演技を見せ会場からは大きな拍手が。また、“帝人・正臣・杏里のほのぼの下校シーン”では、杏里によるモノローグのバックで、帝人と正臣の会話が薄く聞こえるように、豊永さんと宮野さんはマイクから遠ざかって台詞を喋ったのだが、アフレコでは通常、掛け合いの台詞とモノローグは別々に収録するため、こういったアフレコシーンが見られるのは、このイベントならではのことだ。
さらにイベントは続き、静雄がシンデレラ、臨也が継母、門田が魔法使いという無茶な配役の
朗読ドラマ「デュラララ!! de シンデレラ」や、サイン入りポスターが当たるおたのしみ抽選会などが行われ、
最後はキャストが一人ずつ挨拶。