今年1月、長崎県五島沖で沈没した底引き網漁船「第2山田丸」が13日朝に海底から引き揚げられ、新たに1人の遺体が収容されました。
事故から5か月ぶりに海面に姿を現した「第2山田丸」。引き揚げられた船体に大きな損傷は見られませんでした。
「第2山田丸」は今年1月、長崎県五島列島沖で沈没し、日本人と中国人合わせて10人の乗組員が行方不明となりました。引き揚げ前の海上保安部の調査でこれまでに6人の遺体が船内から発見・収容されましたが、13日も船内の居住区から新たに1人の遺体が見つかり、身元の特定が進められています。
「第2山田丸」は14日に台船の上まで引き揚げられ固定された後、海上保安部が船内に入り残る行方不明者の捜索を行うことにしてます。(13日19:48)