菅総理のゴーン批判
「なぜカルロス・ゴーンさんの給料が高いのか。クビ切りがうまかったからだ」
「すべての会社で同じようにクビ切りした社長が偉いとなったら、日本中に失業者があふれてしまう。国民全体を考えたら、リストラする経営者ほど立派というのは大間違いだ」
菅総理は、ゴーンさんに何か恨みでもあるのだろうか?
仮に派遣切りが怪しからんと訴えるにしても、特定の会社の社長の名を出さなくても‥、と思う。
しかも、菅さんは総理であるのだから。
それに‥
菅さんは、民主党の政策で唯一支持されたといってもいい仕分け作業に反対なのだろうか?
何故ならば、仕分け作業はリストラと同じ性格を持つものだからだ。
有権者に対しては国家公務員の数を大幅に削減するからといって媚を売りながら、民間の会社に対してはリストラは怪しからんとどうしたら言えるのであろうか。
「これ以上借金を積み重ねたらギリシャのように財政が破綻し、予算や税率を決める権限もすべて外国任せになる」とも言う。
でも、日本は、基本的に海外からお金を借りているわけではないので、仮に財政が破綻してもIMFの世話になる必要はないのだ。つまり、お金を刷って借金を返済することが可能であるのだ。
今度の選挙のことを考えると、本当に困ってしまう。
市場経済をそこまでけなすと、今度のサミットでも欧米から相手にされないかもしれない。しかし、米国に向かっては厳しいことをいうつもりはないようだし、また、マニフェストも英国の真似をしただけの話なのだ。
以上
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