AKB総選挙ならぬ、“馬名選挙”がついに決着。今月9日のAKB総選挙で3位だった篠田が、雪辱を果たした。
番組の司会、進行を務める篠田が考えた「フェアープライド」の獲得票数は4825票。同じく番組司会のお笑いコンビ、おぎやはぎの矢作兼(38)の「セカンドインパクト」(3572票)を振り切り、小木博明(38)の「ゼッタイクル」(986票)を余裕でかわした。
臼田浩義オーナーから命名権を得た同番組は、3候補による馬名選挙を5月15日から同31日まで実施していた。
篠田は「ブラジルの3冠牝馬である母親ビーフェアーから“フェアー”、そして偉大なディープインパクトの長男である“プライド”を併せて『フェアープライド』。オーナー、(生産者の)下河辺牧場さん、私たちうまプロ、そして応援してくれるみなさんが期待していることを“誇り”に思って走ってほしい」と番組内で大演説を展開。これが視聴者の心に響いたようだ。
篠田は今年4月9日、北海道日高町の下河辺牧場をたずね、フェアープライドと対面しているだけに喜びもひとしお。「牧場に会いに行って、イメージを膨らませて付けた名前なので、本当にうれしいです。これから一生懸命応援します」と破顔一笑だ。
同じフジの番組では「みんなのケイバ」で司会をしていたほしのあき(33)が08年に命名した「ハシッテホシーノ」が活躍しているが、偉大な父を持つフェアープライドの将来はいかばかりか。現在、500キロを超える馬体に成長。デビュー戦は栗東・角居厩舎から秋を予定しており、“名付け母”が応援に駆けつけ“長男坊”に向かって熱い声援を送りそうだ。