町関係者名乗り男が義援金要求 都農

(2010年5月29日付)


 28日午前10時半ごろ、都農町川北の農家男性宅を、町役場関係者を名乗る男2人が軽乗用車で訪れ、男性に口蹄疫の義援金を要求。不審に思われたため立ち去った。高鍋署は詐欺未遂事件とみて捜査を始めた。

 同署によると、男2人は役場職員が使用するような名札を首に掛け、「口蹄疫で義援金を集めています。役場から委託を受けてこちらの地区を回っています」と男性に金を要求。一緒にいた別の農家男性が不審に思い、町役場へ問い合わせている間に2人は立ち去ったという。同署が農家などに注意を呼び掛けている。