関連記事
【連載企画】殺処分の現場から(下)
73%処分月内完了めど 発生自治体調査
来月上旬終了へ 山田農相、埋却作業の目標修正
予備費227億円追加 全額国負担を閣議決定
命の重み感じて 牛と豚10万頭のパネル展示
リハビリ、家族支援むなしく伊東さん(新富)きょう“別れ”
疲労によるうつ心配 加藤寛医師に聞く
【相談】心のチェックシート
口蹄疫対策費426億円可決 県議会
畜産農家へ要請自粛を 県選管、陣営に求める
豊後大野市の施設利用制限、農相も「行き過ぎ」
未発生地域も消毒徹底を 県庁で防疫対策会議
非常事態宣言の解除時期触れず 知事会見
ワクチン接種牛処分と埋却開始 新富
県産品通販で支援 宮銀など商品募集
延岡市の口蹄疫対策 市議会一般質問
串間市の口蹄疫対策 市議会一般質問
人員や物資相互提供 都城市と三股町応援協定
農家の再開願う 高鍋西小児童が町長へ千羽鶴
公共施設を閉鎖 国富町

JA組合長宅に不審電話相次ぐ 児湯、西都など
(2010年5月29日付)
県内のJA組合長宅に口蹄疫に関して「有利な話がある」と架空の助成金話を持ちかける不審な電話が相次いでいる。詐欺事件に発展する可能性もあるとして県警が警戒している。
県警捜査2課によると、今月24、25日に児湯や西都、日向のJA組合長宅に「国からの資金が活用できる」と男女の声で電話があった。
また、JAえびの市など3カ所の組合事務所を男が訪れ、「国際的な救済組織からJAに対する救済措置が決まったので勧誘している」「戦後復興資金があり、5千億円くらい譲渡できる」と口蹄疫の助成金話を持ちかけてきたという。いずれも断ったため、被害はなかった。
県警が勧誘した男に事情を聞いたが、「知人から頼まれて回った。詳しいことは分からない」と話しているという。
口蹄疫関連ではこのほか、インターネットの電子メールを送りつけ、義援金名目で県共同募金会を名乗りながら振込先が個人の口座番号だったとして、県警に相談が1件寄せられている。