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農政水産部長が過労で長期療養
(2010年5月27日付)
県は26日、口蹄疫対応による過労で長期療養が必要になったとして、高島俊一農政水産部長を県参事とする人事異動を発令した。後任は置かず、当面は河野俊嗣副知事が部長事務を取り扱う。また、口蹄疫対策で全庁的な調整機能を強化するため、次長級の農政水産部参事(口蹄疫対策担当)を新設。永山英也総合政策課長が県民政策部参事とともに兼務する。
県人事課によると、高島前部長は24日、登庁前に体調不良を訴えて宮崎市内の病院で診察を受け、そのまま入院した。県は、口蹄疫対策を迅速に行うには現体制の変更を最小限にとどめたいとして、河野副知事が部長事務を行うことにした。また、農政水産部参事(口蹄疫対策担当)は、口蹄疫終息後に廃止する見通し。
東国原知事は「このような事態となったことは残念だが、(口蹄疫対策が)正念場を迎える中で停滞は許されない。今後とも対策は万全を期したい」とのコメントを出した。