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新たに9農場で疑い
(2010年5月27日付)
県は26日、川南、高鍋、都農町の9農場で新たに口蹄疫の感染疑いがある牛や豚を確認したと発表した。飼育している計4349頭はすべて殺処分される。このうち、都農町で118頭を飼育している肉用牛繁殖農場には管理者が同じ関連農場があり、この農場の肉用牛113頭とヤギ1頭も殺処分の対象となった。
また、西都市尾八重に避難している県家畜改良事業団(高鍋町)の種雄牛5頭について、25日に採取した検体を遺伝子検査し、陰性反応であることを確認した。
県口蹄疫防疫対策本部(本部長・東国原知事)によると、感染・感染疑いは218例目。殺処分対象は計15万2357頭(牛2万2438頭、豚12万9903頭、ヤギ・羊16頭)。9農場は酪農肉用牛複合経営1、肉用牛繁殖4、養豚3、酪農1農場。
9農場は25日までに宮崎家畜保健衛生所が症状を確認。いずれの農場も動物衛生研究所海外病研究施設(東京)の遺伝子検査で陽性反応を確認している。