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ワクチン接種９９．６％終了

　川南町を中心に発生農場から半径１０キロ圏内の牛・豚全頭を対象にしたワクチン接種は２６日、５日目となり、宮崎、西都市、高鍋、新富、川南、都農町で実施した。県によると、接種総頭数は１２万４６９８頭となり、接種対象の９９・６％が終了した。

　新たな疑似患畜発生とその後の殺処分などにより、ワクチン接種対象はさらに減り、現時点で約１２万５２００頭と推計。対象戸数は、ペットで偶蹄（ぐうてい）類を飼育している戸数を含め１０２０戸。宮崎、西都市、高鍋、川南、都農町でワクチン接種を拒否している畜産農家が２１戸残っているという。

　県によると、２１戸は補償面などの説明が不足しているなどとして接種を拒否。政府と県は２７日以降も２１戸に対し、同意を取り付けながら接種作業を進めていく。