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4町9農場でも感染疑い 2536頭、殺処分へ
(2010年5月26日付)
県は25日、川南、新富、都農、木城町の9農場で新たに口蹄疫に感染した疑いのある牛や豚を確認したと発表した。飼育している牛や豚計2536頭はすべて殺処分される。
また、西都市尾八重に避難させている県家畜改良事業団(高鍋町)の種雄牛5頭について、24日に採取した検体を遺伝子検査し、口蹄疫の陰性反応を確認した。
感染・感染疑いは209例、殺処分対象頭数は14万7894頭(牛1万9720頭、豚12万8159頭、ヤギ・羊15頭)となった。
県口蹄疫防疫対策本部(本部長・東国原知事)によると、9農場は肉用牛繁殖7、肉用牛肥育1、養豚1。23、24日に宮崎家畜保健衛生所が立ち入り検査し検体を採取。動物衛生研究所海外病研究施設(東京)の遺伝子検査で陽性を確認した。このうち木城町の養豚農場は22日にワクチンを接種していた。接種から抗体ができるまでに7〜10日間かかるとされる。