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種雄牛候補16頭避難 県、感染避け高千穂町へ
(2010年5月25日付)
口蹄疫の感染拡大を受け、県は県肉用牛産肉能力検定所(高原町)で種雄牛の候補として飼育している16頭を高千穂町に避難させている。
16頭は、県が農家から買い上げた生後8カ月〜1歳。「福之国」「福桜」などの優秀な血統を引く牛もおり、現在は種雄牛になるための試験に当たる「直接検定」を受けている。通常なら発育状況などから将来性が見込まれる牛は県家畜改良事業団(高鍋町)へ移され、種牛としての能力を見る試験交配に入る。その結果が良ければ、種雄牛としてデビューする流れだ。
県は18日、16頭を陸路で宮崎港まで移送。川南町など感染疑いが続発している地域を避けるため、フェリーで細島港(日向市)まで運び、トラックで高千穂町へ輸送した。
同検定所は、感染・感染疑いが確認されたえびの市の農場を中心とする移動・搬出制限区域には含まれていない。