和田アキ子　ＣＭで政権交代！　猪木びびった　ビンタできない

　「マルハン」が選んだのはやっぱり“武闘派”だった！？−元プロレスラーのアントニオ猪木（６７）が２年間“君臨”していたパチンコホール最大手「マルハン」ＣＭキャラクターの座が歌手の和田アキ子（６０）へと“政権交代”することが１７日、分かった。この日、サッカー日本代表ユニホーム姿のアッコが東京・芝公園の東京タワースタジオで発表した。共演ＣＭ撮影時に猪木がアッコに“闘魂注入ビンタ”する企画を猪木が「…できません！」と断っていたことが明らかになった。

　新たなアッコ伝説の誕生だ。１８日から流れるＣＭでは、猪木のもとを訪れた“党首風”の真っ白いスーツのアッコが笑顔で相対し「政権交代ですね！」と語りかける。猪木が「ダーッ！」、アッコが「ハーッ！」とお得意フレーズを連呼しあう交代をユニークにＰＲするもの。この撮影時に猪木がアッコにおなじみの“闘魂注入ビンタ”をするプランが浮上。スタッフが懸念したのは受ける側のアッコの意向だったが、アッコは「私はいいですよ！」と涼しい顔。

　盛り上がったところでまさかの回避を決断したのは猪木。アッコにビンタでは、手が壊れると思ったか、後がコワイとびびったか、この日の会見にはパネル参加のため真意は不明。「猪木さんがそうおっしゃるんじゃしょうがない」と残念そうな！？　アッコは「もしやられたらやり返すつもりでしたけど」と不敵な笑みを浮かべた。

　この日アッコは、「マルハン」のシンボル数字の７に合わせ、背番号７・遠藤選手のユニホーム姿で登場。「カメルーン戦はもちろん見た。（得点した）本田クンは運を持ってるね。腕時計２つするより３つした方がいい！　顔なら川口がいいけどね」と舌好調。「オランダ戦は過度の期待をしちゃいけないが１点ぐらいは取って！　笑顔で帰国できるようにして！！」とゲキを飛ばした。

　返す刀で不祥事続きの大相撲に「やっちゃいけない事を全部してる。ウミを出し切ってないからこうなる」とバッサリと切り込んでいた。