首相、県民へ理解呼び掛け

(2010年5月24日付)

 鳩山首相は22日、口蹄疫の感染拡大防止に向けて全頭殺処分を前提としたワクチン接種を始めたことについて、県民へ理解を求めるメッセージを発表した。

 メッセージは小川勝也首相補佐官が23日県庁で代読。「農家にとって大切に育ててこられた豚や牛に殺処分を前提にワクチンを打つこと、飼育途中の豚や牛を早期に出荷することは言葉に表せないつらい話だと思う。大きな負担をおかけするが、理解と協力をお願いしたい」と呼び掛けた。