故マイケル・ジャクソンさんの靴と写真に納まる(左から)引田天功、鈴木おさむ氏=東京・半蔵門のTOKYO FM
昨年6月に50歳で急逝した米歌手マイケル・ジャクソンさんの未公開の肉声が、命日の25日に32年ぶりに初公開されることが18日、分かった。
マジシャンの引田天功が個人所有していたインタビューテープを、TOKYO FM「よんぱち」(金曜、後1・00〜4・30)で初オンエアする。78年に収録されるもお蔵入りになっていたものでマイケルがボーカルを務めていたグループ「ジャクソン5」がモータウン・レコードを離れることについてや、マイケルさんのステージへの思いがソフトな声で語られているという。
天功はマイケルさんとともに公演した経験もあり、公私にわたり親交があったという。マイケルさんから生前、「オークションを開きたい」と相談されていたことから、25日に米ラスベガスで開かれる遺品オークションのスポークスパーソンも務める予定。
天功は「よんぱち」収録時に、出品予定のマイケルさんの遺品も持参した。番組パーソナリティーの放送作家・鈴木おさむ氏(38)は「ここにマイケルがいるような気がする」と大感激。日本で初公開される、世紀の大スターの若かりし日の証言に、大きな期待と注目が集まる。