【支援策】JA宮崎中央が支援策発表

(2010年5月22日付)


 口蹄疫の拡大で管内の一部が移動・搬出制限区域に入ったことなどを受け、JA宮崎中央は21日、飼料代金の損失補てんなど畜産農家への支援策を発表した。

 加入する畜産農家約870戸(うち子牛農家859戸)のうち、制限区域内に入った農家が対象。飼料代金は、制限発動から販売可能となるまでに掛かった分の全額を、自治体と折半して負担する。

 仮渡し金は子牛と肉用牛は1頭当たり20万円、肉豚は1万円。競り再開後に返済してもらう。5年間は無利子とする支援資金(上限1千万円、返済期間7年以内)も設けた。問い合わせは管内各地区の統括支店まで。