大阪プロレスの至宝を奪い、勝ち誇るCIMA=京セラドーム大阪・スカイホール
「大阪vsドラゴンゲート、阪神プロレス喧嘩祭り」(18日、京セラ・スカイホール)
互いに2勝2敗の五分で迎えたメーンの大阪プロレス選手権試合で、CIMAがビリーケン・キッドを撃破。大阪プロレスの至宝を強奪すると同時に、ドラゴンゲートの対抗戦勝利を決めた。
両団体のエース同士の激突だったが、ケンカマッチとなるとCIMAが一枚上手だった。序盤から王者を見下すようにペースに引き込むと、反撃もいなし、メテオラを決めて3カウントを奪った。
終わってみれば完勝。落胆する大阪プロレス勢の前で、CIMAはベルトにつばを吐きかけ、踏みつける暴挙に。ブラック・バファローが次期挑戦者に名乗りを挙げたが「何度やっても同じじゃ!俺はCIMAやぞ!」と勝ち誇った。両団体の遺恨を清算するどころかさらに泥沼化。終着点は全く見えなくなってしまった。
(2010年6月18日)