国、県道に消毒マット 日南市が設置決定

(2010年5月21日付)

 日南市口蹄疫防疫対策本部(本部長・谷口義幸市長)は19日、第4回会議を開いた。国道、県道4カ所に同日から一般車両を対象にした消毒マットを設置することなど、防疫体制の強化を協議した。

 会議には12人が出席。谷口本部長が「県が非常事態宣言を出した。関係機関と連携を密にして、県南にウイルスを侵入させないよう全力を挙げる」とあいさつ。

 消毒マットは、畜産関連車両を対象にJAはまゆうなどと連携、24時間態勢で消毒に取り組んでいる消毒ポイント4カ所の近くに設置することを確認した。

 また、公共施設の入り口に来場者用の消毒マットを置き、広報車を通じて市民へ消毒徹底を呼び掛ける。さらに民間主催の行事、イベントの自粛、延期の依頼を決めた。