【ダーバン(南アフリカ)共同】サッカーのワールドカップ(W杯)南アフリカ大会第9日は19日、南アのダーバンなどで1次リーグ3試合を行い、ベスト4入りを目標に掲げるE組の日本はダーバン競技場で優勝候補の一角のオランダに0-1で敗れた。1勝1敗となり、2大会ぶり2度目となる決勝トーナメント進出は24日(日本時間25日)の同組最終戦、デンマーク戦に持ち越しとなった。
カメルーン戦で決勝点を挙げた本田圭佑(CSKAモスクワ)ら、両チームとも第1戦と同じメンバーが先発。日本は押されながらも、前半は組織的な守りで相手にリズムをつくらせなかった。しかし後半8分、相手のエース、スナイダーにミドルシュートを決められた。その後は中村俊輔(横浜M)ら攻撃選手3人を投入するなど反撃を試みたが、実らなかった。
1974年西ドイツ、78年アルゼンチンの両大会で連続準優勝の実績を誇るオランダは2連勝。同組のカメルーン-デンマーク(日本時間20日午前3時半開始)でデンマークが勝つか引き分ければ、1次リーグ突破一番乗りが決まる。
D組のガーナとオーストラリアは1-1の引き分け。
(2010年6月20日)