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官房長官に補償内容明示求める 新富町議会議長
(2010年5月21日付)
疑似患畜が確認された新富町の三浦千尋町議会議長らが20日、平野博文官房長官らに防疫作業に当たる自衛隊の指揮系統明確化や、殺処分する農家への補償内容明示などを求めた。
町議会産業建設委員会の小嶋崇嗣委員長、永友繁喜副委員長も参加。4月臨時議会で採択した支援充実を求める意見書を平野氏に渡し、「自衛隊員が来るべき時間に来ないなど指揮系統が混乱している面があり、明確にしていただきたい」などと要望。平野氏は「現地対策本部に副大臣クラスが2人おり、連携して対応させる」と述べたという。
農水省でも佐々木隆博農林水産政務官に、ワクチン投与後の殺処分など政府の新対策に関し「補償の詳しい中身が示されなければ地元は納得しにくい部分がある」と、補償内容を早期に示すよう求めた