日本敗れる…オランダから勝ち点奪えず
日本‐オランダ 前半、シュートを放つ長友。右はオランダのファンデルウィール=ダーバン(共同)
「W杯・E組、オランダ1-0日本」(19日、ダーバン)
1次リーグ2戦目で強豪・オランダ戦に臨んだ日本は0-1で敗れ、2連勝はならなかった。
日本は本田を1トップに置き、1-0で勝利を飾った初戦のカメルーン戦と同様の布陣でスタート。攻撃的MFに陣取る大久保、松井がサイド突破を見せるなど、優勝候補の一角を相手にほぼ互角の展開で前半を終えたが、後半8分にこぼれ球をオランダMFスナイダーに強烈なミドルシュートを決められ、先制を許した。1点を追う日本はMF中村俊を投入するなど反撃に出たが、オランダの守備を崩せず、勝ち点を積み上げることはできなかった。「悔しいですね。なんとか点を取りたかったが、残念です。(デンマーク戦は)勝つためにベストを尽くしたい」と岡田監督。決勝トーナメント進出へ24日(日本時間25日)のデンマーク戦へ全力を注ぐ。
1次リーグは4チームずつの8組で争い、各組上位2チームが決勝トーナメントに進出する。同組のカメルーン-デンマークは日本時間20日午前3時半からプレトリアで行われる。
(2010年6月19日)
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