(cache) 選手給与カットでも存続の方針 財政難の関西独立リーグ - 47NEWS(よんななニュース)
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  • 選手給与カットでも存続の方針 財政難の関西独立リーグ

     財政難の野球の関西独立リーグで6月分から選手給与を全額カットする神戸、明石、紀州の代表者らが19日、兵庫県明石市内で話し合い、抜本的な改善策は出なかったが、今後もリーグを存続させていく方針を確認した。

     リーグの広報担当で紀州の竹中則行代表取締役は「4球団が1カ所で試合する日を増やしたり、経費を減らす工夫はしている」と説明した。同リーグは観客数の減少やスポンサー収入の落ち込みで資金繰りが悪化。給与カットが決まって以降、退団者も出た。今後も給与の出来高分は支払い続けるという。

     日本の野球を学ぼうと神戸に入団した李秀範内野手は「生活が厳しいけど(同リーグで給与が支払われる)韓国チームよりここでファイトしたい」と言う。また神戸の福泉敬大投手は「こういう状態になったので、ことしで区切りをつけようかと思っている」と話した。

      【共同通信】