北川景子、長友の勇姿に勇気「私も世界目指す」

映画「瞬」の初日舞台あいさつを行った（左から）Ｋ、岡田将生、北川景子、大塚寧々、磯村一路監督

　女優の北川景子（２３）が１９日、東京・新宿バルト９で主演映画「瞬　またたき」（磯村一路監督）の初日舞台あいさつに出席。明大の同窓生である日本代表ＤＦ・長友佑都選手（２３）に「がっちりゴールを守りきって欲しい」とエールを送った。また、同劇場では映画「ソフトボーイ」に出演した女子ソフトボールの北京五輪金メダリスト・上野由岐子選手（２７）も日本イレブンを激励した。

　青いボードと、「瞬」という文字入りの日の丸で飾った客席をバックに、北川は決戦にのぞむ同窓生に熱い声援を送った。「オランダは強敵ということですけど、なんとか守りきって欲しい」。さらに岡田ジャパンにも「日本の選手のみなさん、なんとかゴールを守りきって、たくさん点数を取ってください」とエールを送った。

　北川と長友とは明大を昨年卒業した同級生。３年の時には親友を介してあいさつを交わし、「お互い世界で活躍できるよう頑張りましょう」と誓い合った。その後、会話をする機会はなかったが「礼儀正しくて、きちんと話しが出来る人って印象。卒業式に表彰されていたのを覚えてます。もっと仲良くしておけばよかったかな」と振り返る。

　もともと巨人ファンの野球好きとあって、その後の長友の活躍は知らなかったが「カメルーン戦でけってたのを見てびっくりしました」。大学時代の仲間が夢の舞台に立った姿を見ながら「本当に世界に行ったんだ。私も世界目指して頑張ろう」と勇気をもらった。

　この日の舞台あいさつには恋人役で共演した岡田将生（２０）や大塚寧々（４２）、主題歌を担当したＫ（２６）らが出席。交通事故で恋人を亡くし、ショックから立ちなおろうとするヒロインを演じた北川は「生きていることの大切さや、大切な人や周りの人々のことを守りたいという気持ち、人生の中で大事なことが学べた」と映画での経験を振り返った。