マサ

『怠惰』

Theme: チャレンジ 学び 教育 ピグ? 2009-09-26 11:05:08
簡単な道を選ぶと弱い人になります。

あなたは、弱さの本質を考えてみたことがありますか?

弱さとは、怠惰を意味します。

怠惰な人は、先伸ばしの人です。

なぜ先伸ばしにするのか?

出来る要因を考えずに、いつも「出来ない理由」を最初に考えるからです。

出来ない理由を探さない!

ここを発想の原点に据えることが、一番重要なことです。

自分が本当にやると決めたことに対して、絶対にぶれてはなりません。

ぶれは迷いです。

悩んでもいいから、迷ってはいけません。

堂々巡りの生き方ほど、見ていて歯がゆくなる生き方はありません。

人は確信に付いてきます。

確信とは、自分を信じることから始まります。

他人を信じることは難しいかもしれませんが、せめて自分で自分を信じることも出来ないで、どうして人を引っ張っていくリーダーになることが出来るでしょうか。

こんなことを言って、本当に通じるのだろうか。

こんなことをしているだけで、本当に通用するのだろうか。

こうした漠然とした不安の発信基地は、全て自分で自分を信じることができないという一点にあるのです。

大切なことは、技術よりも、技術の向こう側にある自分を信じる力であり、その自信の波動が相手に通じていくのだ、ということを知らずして成功することはできません。

自信が怠惰の上に築かれることは絶対にありません。

易き道を安易にチョイスすれば、その道は滅びの道となります。

真のプロフェッショナルは、築くは難く、滅ぶは易しという法則をしかと心得ています。

易き道、簡単な道を選んではなりません。

その道がどうあれ、あなたはあなたが行くべき道を行かなければなりません。

困難は、負荷となって人を磨きます。

易き道に負荷はありません。

だから簡単な道を選ぶと、弱い人になるのです。

弱い人が、人生を勝ち取ることなどできません。

簡単な道には、必ず落とし穴があります。

易きを去って、難きに就く。

ひとつ上をいく精神力を意識しましょう。

人と同じ処で引っ掛かって、人と同じ処で悩んでも、あなたに成功が訪れることはありません。

ワンランク上の発想と情熱と行動が、あなたの道を拓く要諦であることを忘れてはなりません。
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『蟻地獄』

Theme: チャレンジ 学び 教育 ピグ? 2009-09-25 11:09:09
時間をコントロール出来る人は、人生をコントロール出来る人です。

逆に、時間にコントロールされる人は運命にコントロールされる人です。

自分自身の脳ミソを止めた瞬間、人は他人に決められた予定によってリモートコントロールされます。

意志を発動させることを停止した瞬間、人はどうでもよい雑事に振り回されて、急に忙しいと感じだすのです。

時間にコントロールされると、心の眼(まなこ)が曇ってきます。

心の眼が曇ってくると、重要な事と緊急な事の見分けがつかなくなってきます。

その結果、気にかかった事のみが重要かつ緊急な事と解釈されて、雑事雑用に振り回されることになって、時間とエネルギーを浪費することになるのです。

雑事雑用に囚われると、その囚われが人を疲弊(ひへい)させます。

人生を達成させたければ、人生が達成できることをしなければなりません。

雑事雑用をいくらこなしても、人生は変わってこないことに早く気が付くことが大切です。

歩もうとする道を間違ってはいけません!

なぜその選択に間違うのかといえば、脳ミソを止めたことによって、時間に支配されることになるからです。

時間に支配されていることに抵抗がなくなると、そこから「人生の蟻(あり)地獄」が始まります。

時間に支配されてはいけません!

時間は支配するものだからです。

時間の支配とはなにか?

時間の支配とは、時間の創造です。

創造した時間を戦略的に使いましょう。

それは、投資的に使うということです。

人生は、究極何にピンとくるかで決まります。

ピンときたことが、人生を変えるきっかけとなるからです。

唐突にピンときた瞬間に、時間の投資が出来るかどうか。

実は、ここに人生の岐路があります。

時間にコントロールされている人は、人生のたわいのない出来事に翻弄(ほんろう)された挙げ句、最後は無気力の人生を歩むことになります。

時間がない!

忙しい!

今日からこうした「戸閉め言葉」は封印してしまいましょう。

時間をコントロールできる人は、人生をコントロールできる人です。

民主党が政権を取って、彼らはこう言いました。

「官僚には使われない。官僚は政治家が使うのだ」

これと同じです。

「時間には使われない。時間は私が使うのだ」

こうした「私」という主体性をしっかり持つことが、あなたの人生を変革する基盤となるのです。

『ダバール』

Theme: チャレンジ 学び 教育 ピグ? 2009-09-24 11:24:52
モノやサービスを正しく説明するコトバは、ただそれだけで魅力的な商品になりえます。

有益な情報を含むコトバは、圧倒的に高い商品価値があるのです。

断片的情報でも、それを無数に集めて体系的に整理すると、それは大きな価値になります。

コトバこそ価値の源泉だからです。

情報の共有が民族の団結を強めると考えてきたユダヤ人は、ギリシャの歴史家ヘロドトス、ローマのトゥキジデスより遥か以前から、歴史というものへの関心を寄せていました。

聖書は、各時代の資料を選別し、集大成したものと言われています。

また、ユダヤの律法に関する全ての議論と判例、そしてもろもろの言説を収集し記録したタルムードは、その好例の一つとされています。

おもしろいのは、ヘブライ語の「ダバール(ことば)」の意味です。

このことばは、コトバ・モノ・モノゴトの三つの意味を包含しています。

モノ自体には価値がなく、モノとモノゴトとコトバとが三位一体になって初めて価値が生じるとユダヤ人は考えたのです。

コトバがモノに価値を与える本質だと見抜いていた彼らは、情報に対して自然に敏感になりました。

草創期のロスチャイルド一家は、どこの誰よりも早く正確な情報収集に努め、情報収集力と情報ネットワークに長けていたことが、世界一の財閥になれた勝因となりました。

また、情報だけを売ったほうがお金になるのではないかと考えたユダヤ人たちもいました。

通信社の元祖AFPやニュースの本舗ロイターなどの通信社の創業者たちです。

情報がお金を生んだのです。

情報への感性がビジネスの勝敗を決める。

このようにユダヤ人たちが考えるのは、彼ら特有の“ダバール意識"から生まれた生活信条があったからにほかなりません。

ことばに対するセンスが、ビジネスの勝敗を左右する重大なサクセスポイントとなることを覚えておきましょう。
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