137億年前に起きたとされる、宇宙の始まりであるビッグバン。
宇宙に漂うハッブル望遠鏡が、宇宙の始まりを捉えようとしています。
例え観測出来たとしても、何千光年も先にあるそうした星々に、私たちはどうやって行くことが出来るのでしょう。
光の速度で何千年なんて、人間の寿命から考えても、そこにたどり着くことなど到底不可能と言えます。
それでは、何千光年も離れた遥かなる星々に行くことは絶対に不可能なのでしょうか。
答えは、否(いな)です。
では一体、どうやってそこまで行くのか。
答えは、想い。
想いで行くのです。
想いの強さは、時空を超えるからです。
自らの胸の中にある想いが遥かなる宇宙に向かえば、身は地球に居ても、人は瞬時にして宇宙を旅する感覚を得ることが出来ます。
大切なことは、あなたの想いがどこに向けられているかです。
想いを、宇宙に向けることは簡単です。
しかし、想いを今乗り越えなくてはならない問題に向けることは難しい。
10年後の理想を語るより、今乗り越えなくてはならない問題をはっきりさせて、そこに想いを向けることの方が遥かに難しいことなのです。
想いを、今に向けましょう。
あなたが、今、乗り越えなくてはいけない問題から逃げてはいけません。
あなたが、今、抱えている問題は、実はもうとっくに解決していなければならなかった問題です。
あなたはその問題から、様々な理由をつけて、目を背け続けてきたのです。
想いの力を「超える」ことには使わず、「逃げる」ことに使ってきたという事実を認めなくてはなりません。
さあ、人間だけに授けられた想いという究極の力を使って、今を超えていきましょう。
想いの強さだけが、今を超える確信の力となるのです。