06/17 09:32 更新
福岡県町村会をめぐる汚職事件で起訴されリコール運動が起きている添田町の山本文男町長が、関係者に辞意を漏らしていたことがわかりました。添田町の議員によりますと、15日に町内で開かれた会合で、山本町長は「リコールになると町に迷惑を掛けるので近々辞める」と辞意を漏らしたということです。町では町長のリコールを求める署名活動が行われ、住民投票に必要な有権者数の3分の1を超える署名が集まりました。今後リコールの本請求が申請される予定になっています。山本町長は16日の本会議で議員の質問に「自分のことは自分で決める。ここでどうこう言うことはない」と答弁。辞意についても一転、発言を否定しました。また、本会議後のKBCの取材に対し山本町長は「そんなことは言ってない」とコメントしました。