06/18 15:12 更新
田植えのシーズンを間近に控え、朝倉市の「三連水車」が18日から動き始めました。午前9時半、筑後川のほとりに建つ朝倉市の水神社では、五穀豊穣を祈る神事のあと、川を仕切る堰(せき)に設けられた水門が開けられました。水が流れると下流では、直径5メートル近くもある大きな水車が音を立てて動き始めました。この三連水車は、およそ220年前の江戸時代に造られたもので、下流にある二連水車とともに今も周辺の田んぼ35ヘクタールを潤し続けています。今年は5年ぶりに水車部分が新しく作り直されたとあって、地元の園児など多くの人が見物に訪れ、ひと足早い筑紫路の夏の風物詩を楽しんでいました。