06/19 17:00 更新
今年度から始まった高校授業料の実質無料化をめぐり、朝鮮学校が対象から除外されていることを受けて、北九州市の市議らが１９日、朝鮮学校の公開授業を視察しました。北九州市の市議らが視察したのは、北九州市八幡西区にある九州朝鮮高級学校です。今年度から施行された高校無償化法では、朝鮮学校は対象から外れています。理由として、拉致問題の未解決や授業内容の不透明さなどが挙げられています。これに対して朝鮮学校側は「すべての子供たちに均等な教育の場を」と無償化を求める中で、実際の授業を公開することにしました。森本由美市議は「大変レベルの高い授業をされているなと思いました」福島司市議は「きちんと（無償化を）認めていくべきだと思います」とそれぞれ視察後に語っています。