【福岡】大空襲から65年、福岡市で戦没者追悼式典

06/19 17:00 更新

福岡大空襲から65年を迎えた19日、過去の戦争の犠牲者を追悼する式典が福岡市で行われました。福岡市民会館で行なわれたこの追悼式は、福岡市に関係する戦争の犠牲者のめい福を祈ろうと、毎年行われているものです。19日は、太平洋戦争中、爆撃によって多数の被害が出た福岡大空襲から65年目の日にあたり、遺族や地元の議員らおよそ600人が出席しました。福岡市の吉田市長は「深い悲しみの歴史があったことを永遠に忘れることなく、後世に語り継いでいくことこそ、今を生きる私たちにとっての責務であると信ずるものであります」と述べました。出席者たちは慰霊碑に花を手向け、犠牲者の霊を慰めるとともに平和の誓いを新たにしていました。