吉田珠子(よしだたまこ)プロフィール
京都市生まれ。(在日2世 日本国籍)
平成5年より本格的に日本茶道を習い始める。
平成18年鎌倉の国際香道(丹下流)助講師資格取得。
平成20年2月 釜山女子大学伝統茶道科卒業。
「修了証」及び「禮節指導者資格」「茶道師範1級資格」を取得後、閑珠流茶禮を創案し、京都東山石塀小路に茶禮教室「閑珠房」を開設。
昭和52年から30年間にわたる経営の仕事から一線を退き、現在は閑珠流 宗主として韓国茶禮に専念する。
「京都中小企業家同友会」「茶事同好会」会員。
閑珠流茶禮「閑珠房(かんじゅぼう)」の吉田珠子でございます。
歴史と伝統文化が交差するこの京都で韓国茶禮の教室を開くことは誠に恐れ多く重責を感じております。
茶の道は世界に通じる精神文化です。そして文化はその国の国力とも言われます。
日本の茶道は500年の歴史があり、磨きに磨きをかけられまして見事に今、茶文化の華を咲かせておられます。しかし
そのルーツは中国や韓国文化から伝わってきたといっても過言ではありません。
私は自国の茶禮に出会ったとき、運命的なものを感じました。
そして、茶禮を通してアイデンティティーとは自分で選べるものではなく、生まれながらの宿命だということをはっきりと知らされました。
韓国茶禮は私の第二の人生のライフワークとして精進して参りたいと存じます。
日本の茶道には修行、芸術、礼儀、社交、遊興の要素が含まれております。
閑珠流茶禮では、まず礼節を重んじ、優雅で、和やかに、茶禮を楽しみます。
ほんの一時、日常の世事を忘れ、自分だけの静かな空間を作り、自分自身と向かい合う。そして
一杯のお茶を頂き、安らぎをえ、別世界に遊ぶ楽しさを知るのです。
日本の茶道より韓国茶禮は遥かに未熟ですが、「千里の道も
一歩より」と私は閑珠流茶禮の礎を築き、在日の新しい文化として、また礼儀作法のひとつとして
三世、四世に静かに伝えて行きたいと切に願い
茶禮教室「閑珠房」を開きました。
どうか皆様方の温かいご支援を賜りますよう心よりお願い申し上げます。
2008年2月15日、釜山女子大学、伝統茶道科を無事卒業致しました。
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| 修了証書 |
禮節指導者資格証書 |
1級師範証書 |
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| 丹月流国際香道助香師 資格証書 |
香道 道具入れ(乱箱) |