行政事件訴訟法と行政不服審査法の違いとは何でしょうか?

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市民の味方! 行政法

行政事件訴訟法

行政事件訴訟法と行政不服審査法
行政不服審査法に基づく不服申立てによって救済を受けることができるのは、瑕疵(違法・不当)ある行政行為によって権利・利益を侵害された者です。しかし、不服申立制度は、簡易・迅速ではありますが、行政権内部の審査である点で、公平性にすこし疑問があります。そのため行政権に対して中立な立場にある裁判所が、厳格な手続きに従って権利・利益の救済を図る制度として、行政事件訴訟法が定められています。行政事件訴訟は司法作用ですので、不当な行政行為の取消しを求めることはできず、違法性しか争うことができません。

行政事件訴訟法とその他の法律
行政事件訴訟法は、行政事件訴訟の一般法であり、他の法律に特別に定めがあるときには、行政事件訴訟法よりも優先されます。
行政事件訴訟法に定めがない事項については、民事訴訟法の定めがあてはめられます。ただし、行政庁の処分その他公権力の行使に当たる行為については、民事保全法に規定する仮処分をすることができません。

●行政手続法
行政手続法とは
届出と申請
不利益処分
聴聞
弁明の機会の付与
行政指導

行政不服審査法
不服申立てできること
不服申立ての種類
不服申立ての手続き
不服申立人
審理の方法
執行停止
裁決および決定
裁決・決定の種類
教示

●国家補償法
国家賠償法と損失補償
公務員の不法行為
公の営造物の瑕疵
損失補償

行政事件訴訟法
行政事件訴訟法と行政不服審査法
行政事件訴訟の類型

不服申立と取消訴訟の関

取消訴訟について
訴訟要件
訴えの変更と職権証拠調べ
仮の権利保護:執行停止
判決の種類と効力

取消訴訟以外の行政訴訟

改正行政事件訴訟法
平成16年6月9日公布
1年以内に施行

●行政機関情報公開法
情報公開の対象
情報の開示義務
開示請求の流れ
救済制度
情報公開審査会

●地方自治法
直接請求の種類と特徴
直接請求の共通事項
住民監査請求と住民訴訟