微笑みの国から

以前に住んでいたタイのこと、久しぶりの日本でのピアノレッスンなどを毎日綴っています。
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ホタル祭り

ほたる

 昨日、6月5日と今日6日の二日間、「玉川上水・神田川・ホタル祭り」が開かれています。私は初めて行ってみましたが、今年で15回目とのこと。最寄り駅は、井の頭線「久我山駅」です。

 孫に縁日なるものを体験させてやりたくて、まだ陽の明るいうちから出かけたのですが、お店がほとんど準備中で、日が沈むまでの時間の長かったこと!陽が暮れてからでかけたようがよさそうです。

 ヨーヨ釣りを初めてやったのですが、要領がわからなくて、ひとつもとれず。思わず私が「もう一回やります!」と、本気になってしまい、結果収穫は3個。

 神田川よりも、ちょっと先の玉川上水のほうが、草木がうっそうと茂っている分、幻想的です。すごい人&人・・・でしたが、ホタルを見たのは息子がちょうど今の孫くらいの時でしたから、20年ぶり以上です。

  下の写真は玉川上水です。写真の右のほうにホタルがいるのですが・・・。ホタルをびっくりさせてはいけないかと(あの大勢の人ではもう十分にびっくりしていることでしょうが)、群れから離れて飛んでいるホタルを撮ってみました。

 孫よりも少し年上の男の子が、手の中に入ってきたホタルを孫の手の中に入れてくれて、やっと「ホタルの全身?」をみることができ、納得をしたようでした。暗闇の中にぼーっとした何かが飛び交うだけなので、「顔がない!」と。

 横浜市青葉区に住んでいた頃、まだ小さかった子供たちを連れて自然の中のホタルを見たあの日、アニメ「ほたるの墓」を見た夜は、その足でレストランに入る気持ちがなくなってしまったことなどなど、雑踏を離れて過ぎし日のことを想い出した夜でした。 

 玉川上水
  
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遅ればせながら「アバター」を見ました。

六本木

  DVD店に出始めると、映画館での上映は終わり・・・のようで、「アバター」もそろそろそんな感じになってきましたね。

  先月のある日、久しぶりに映画をみたいなと思い、今年のアマデミー作品賞の「ハート・ロッカー」にするか、「アバター」にするかなと迷ったのですが、3時間は長すぎるかと、「ハート・ロッカー」に。

 地味な作品でしたが、テーマはとっても重いもので、見終わった後にこの映画のタイトルの意味がよくわかり、心に残る映画のひとつです。

 ベトナム戦争のときも、「プラトーン」や「7月4日に生まれて」のような作品が登場したことを思いだしましたが、この作品が今年のアカデミーの数々の賞をとった理由も頷けました。

 そして大変に話題になった「アバター」ですが、最初は3時間も3Dは目が疲れるしとか、どうせCGのオンパレードなんでしょ、とあまり期待をせずに、でもせっかくならば3Dでみたいな・・・と、internetでまだ上映している映画館を探しました。

 この大きな「くも」のようなオブジェは六本木で撮ったものですが、六本木の他にもいくつかの映画館でこの「アバター」が上映されていました。が、各映画館の最後の上映時間のみです。

 「とにかく面白かった!」「そうよね、違う星のひとからみたら、地球人はエイリアンよね」そして、「動物?とアバターは心を通わせることが難しくはないけれど、男性は命をかけないと女性に信じてはもらえない?」。以上が私の感想です。
  
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アメリカ蔦

アメリカ蔦

  果たして本当に・・・と、半信半疑で、丸坊主にになってしまった鉢に、ときどき思いだしたように水やりをしていた「アメリカつた」です。

 秋になると「完全に落葉しますよ」と園芸店の方に云われ、それを承知で買い求めたのですが、本当に見事に中心の茎が1cmほどの、「ただの鉢」になってしまいました。

 季節外れの寒さとはいえ、ここ数日でこんなに美しい若葉がでて、見る見る間にnavyになっていっています。植物の生命力に改めて敬意。ちょっとおおげさ?

 先日「のだめカンタービレ・後編」を見ました。TVよりも演奏シーンが多く、ちあき先輩の指揮が上手になっていてびっくり!最初の頃は、いくらドラマだからと云っても、あまりにひどかった・・・。

 そして「のだめちゃん役」の上野樹里さんが、音は出していないとのことですが、実際の楽譜通りに「指を置いている」というだけあり、ソン・ルイ役の女優さんの演奏と比べると、かなりの臨場感がありました。きっと相当練習をなさったのでしょうね。

 我が家の子供達ふたりは「留学体験」がありますが、私はナシ。この映画のような楽しい留学生活はそうあるものではないと思いますが、私もこんな留学をしたかったなぁ〜とシミジミと思った夜でした。 
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ふたたび、ブリザーブドフラワー

ブリザーブドフラワー

  本当はその季節ごとに、玄関のドアの外に何かリースを飾っておきたいのですが・・・。バンコクほど埃っぽくはないとは云え、外に飾るにはちょっともったいないほどきれいな「ブリザーブドフラワー」です。

 バンコクと云えば・・・やっと、あの騒乱がおさまり、ほっとしています。問題の根本はまだまだ解決には程遠いようですが、今まで東南アジアで唯一「他の国の植民地」になったことのないタイ国内での流血騒動は、心が痛みました。

 「微笑の国」といわれるように、あの国の人々の笑顔はとっても素敵です。通りすがりのひとの間でも、目が合うとにっこりと。帰国をしたばかりの頃、私も同じようなことをやって、相手の方に気持ち悪そうな顔をされてしまいました。ま、そりゃそーだ。 
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トホホな赤ワイン

ワイン

  このショパンの楽譜と一緒に撮ったのは、「ジュヴレ・シャンベルタン」という、近所にできたスーパーで買い求めたワインです。

 このスーパーで一番高いワイン・・・と、言っても¥3,980でしたが。タイはワインの関税率がとても高く、タイで一番と言われているイタリアンレストランでお食事をすると、半分以上がワインの値段だったりすることがよくありました。これは日本でもイタリアンレストランに限らず、お寿司屋さんもどこも同じようですが。

 バンコクのワインセラーでよく買った日本円に換算すると¥5,000くらいのワインが、この近所のスーパーでは¥1,000ちょっと。イタリアでも街中でワインを買うと、こんな値段でした。いやもっと安かったかな。

 そんな理由で(ま、言い訳ですが)、ワインは切らすことなくいつもあります。そして試しに買ったこのワインはかなりのすぐれもの!でした。

 ただこのスーパーのワインは¥1,000ちょっとのものでもまぁまぁなので、これはあまり売れないのでしょうね。コルクが完全に乾燥をしていたようで、前回も開けるときに要注意だったのですが、今回はついに途中でコルクが切れてしまいました。

 よぉく見ると、瓶の中でコルクが浮かんでいるのが見えます。それよりも、こんなところにワインを置いて写真を撮って、倒したりしたら一大事ですね。

 ちなみに、このワインは「ナポレオンが愛したシャンベルダンを産する地区で有名な、コート・ド・ニュイの名門、ドメーヌ・クロ・フランタンを所有し、数多くの優れたワインを世に送り出してきた、アルベール・ビショー(ALBERT BICHIOT)社のもの」とのことです。

 おいしいワインはそのラヴェルも美しいと言われますが、このワインのラヴェルもとてもきれいです。でもコクルが・・・あぁぁ〜  
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