今井翼“親友”松井大輔から「感動と刺激」

　「タッキー＆翼」の今井翼（２８）が１８日、都内で主演ミュージカル「ＰＬＡＹＺＯＮＥ　２０１０」（７月９日初日、東京・青山劇場）の公開稽古を行った。会見では、サッカーＷ杯日本代表の松井大輔（２９）と親交が深く、開会後もメールのやりとりをしていることを明かした。

　「日本ＶＳオランダ」と英語でつづられ、日本代表のロゴが入ったＴシャツに身を包んで稽古に臨んだ翼。漫画「キャプテン翼」でおなじみのセリフ「ボールはともだち！怖くないよ」にちなんだ「オランダなんか怖くないよ」という威勢のいい激励が期待されたが、そこはサッカー通。強豪国の力を認め「何とか引き分けで勝ち点ゲットという願いを込めて着ました」と話した。

　代表メンバーの中では、同じ８１年生まれの松井が親友。約６年前に知人の紹介で知り合った。松井がフランスリーグに移籍、翼がスペインでフラメンコのレッスンを受けるなど、ともに欧州に興味があることから意気投合。４年前のＷ杯ドイツ大会ではメンバー漏れした松井と発表翌日に会って励ました。

　５月にさいたま市内で行われた合宿前日には、スーツケースをプレゼント。１４日のカメルーン戦前にもメールで「自分のプレーで頑張れ」とエール。松井からは「思い切り楽しんでくる」と返信があり、試合で本田圭佑（２４）のゴールをアシストする活躍を見せると「思いっ切りやったったで！」と満足感あふれるメールが送られてきたという。

　大舞台で結果を出した親友に「いい時も悪い時もともに過ごしてきたので、試合に出ている姿を見た時は目頭が熱くなりました」と振り返り「感動と刺激をもらった。僕は自分の舞台で頑張りたい」と、主演ミュージカルへの決意を新たにしていた。

[ 2010年06月19日 ]