凍結精液移動し種牛を避難へ 大分

(2010年5月19日付)

 大分県は18日までに、同県竹田市の県畜産研究部で飼育している種牛と種牛候補の計36頭について、県内数カ所の農場に分散させる方針を固めた。

 また、同研究部で管理する種牛の凍結精液約13万本(1本0・5cc)についても、敷地内の牛に感染の疑いが確認された場合に、家畜伝染病予防法の規定で処分対象になる可能性があるため、主力級の種牛のものを中心に、約1万2千本を大分家畜保健衛生所(大分市)に移した。