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各地で要望相次ぐ
(2010年5月19日付)
■経営安定策を副大臣に要望 九州県議長会
九州8県の県議会議長会議(会長・高嶺善伸沖縄県議会議長)は18日、政府が県庁内に立ち上げた特別対策チームを訪れ、山田正彦農林水産副大臣に対し、口蹄疫発生に対する対策実施を要望した。
要望は(1)ウイルス侵入経路の早急な解明(2)畜産経営や関連産業の経営安定策の実施―などの4項目。山田副大臣は「まずはまん延防止が大事。九州各県の協力をお願いしたい」と話した。
要望に先立ち宮崎市内のホテルで開いた同議長会議の本年度初会合では、口蹄疫対策の要望も含む34議案を原案通り承認。7月の全国都道府県議会議長会定例総会に九州ブロックから提出することを決めた。
■埋却処理遅れ早急に対応を JAグループ宮崎
JA宮崎中央会の羽田正治会長らJAグループ宮崎の幹部らは18日、県庁内の特別対策チームを訪れた。羽田会長は山田副大臣に対し「埋却処理が遅れているので、一分一秒でも早く対応してほしい」と訴えた。
■経営再建協力を金融機関に要請 九州財務局
九州財務局(水野哲昭局長)は18日、県内の金融機関に対し、口蹄疫の影響を受けている畜産農家や企業など取引先の金融対策に協力するよう求めた。
県銀行協会など県内の金融機関でつくる3協会の会長と、日本政策金融公庫など県外の金融機関4支店長に文書で要請。適切な融資制度を紹介するなど、経営再建へ協力することを求めた。
■生活支援など政務官に要望 県議会新みやざき
県議会の新みやざき(水間篤典代表、8人)が18日、佐々木隆博農林水産政務官らに口蹄疫発生農家への生活支援などを要望した。
浜砂守氏を除く同会派の7人が参加。水間代表が「一番大切なのは生活を支える財政支援」と佐々木氏に訴え、(1)農畜産業ばかりでなく関連産業の経営安定を図る金融対策(2)制限区域内外での疑似患畜以外の家畜の処分費用への支援―などを求める要望書を手渡した。佐々木氏は「昨日政府の対策本部ができており、財政的なことを含め法整備も考え対応したい」と述べた。
水間代表は「本県の経済が1日でも早く正常化するよう対応していただきたい」と求めた。