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一般車両も消毒対象 串間市が防疫対策会議
(2010年5月19日付)
県内で家畜伝染病口蹄疫の被害が拡大していることを受け、串間市は18日、防疫対策本部会議(本部長・鈴木重格市長)を開いた。同市高松の国道220号に設けた消毒ポイントでは、マットを使い一般車両にも対象を拡大するほか、日南市が半径20キロの搬出制限区域に入った時点で、消毒ポイントを市内10カ所に増やすことなどを決めた。
市幹部らを前に、鈴木市長は「感染が南下している。発生は時間の問題という認識で防疫態勢を強化してほしい」と訓示。畜産農家からの要望で農家近くの道路を一般車両が通らないよう迂回(うかい)路を設定することや、イベントの中止基準などを協議した。
また、消毒ポイントの位置や人員態勢、機材確保の状況、市民への情報提供の徹底などを確認した。同市の家畜農家は297戸。飼育する牛、豚は計約1万4千頭。