◇…スポーツ報知の購読申し込みは、フリーダイヤル 0120-16-4341(イロ ヨミヨイ) まで…◇
◇…過去の記事は、ご使用のプロバイダのデータベース・サービスをご利用ください。…◇
文字サイズ100%
坂本竜馬が土佐藩の重職・後藤象二郎にあて、数十年間原本が行方不明になっている手紙の複製が見つかり、高知県立坂本竜馬記念館が18日、発表した。同館は「原本がない中で、精巧なレプリカが残っているのは大変貴重」と話している。
この手紙をめぐっては、下書きが残っていたことが最近分かっている。手紙は大政奉還前日の慶応3(1867)年10月13日付。複製は縦26・6センチ、横43・3センチで、本物とほぼ同じ大きさ。大政奉還建白書の採否を決める幕府の会議に出席する象二郎に対し、竜馬が決死の覚悟を伝え激励した。複製した時期などは分かっていない。
記念館によると、手紙の原本は、元海援隊士で後に男爵となった中島信行の家に所蔵されていた。現在の行方は分かっていないが、写真に撮影され、複数の史料集に収められている。
信行の孫が1972年に書いた手紙も見つかり、そこには「家に残っている竜馬の手紙と紙の質が一緒だ」と書かれていた。同館の三浦夏樹主任学芸員は「もしかしたら72年まで原本が残っていた可能性がある」と話している。
手紙の下書きは同県いの町の民家で見つかり、高知市の民家では別の複製も確認されている。
(2010年6月18日14時51分 スポーツ報知)
国内最大規模の携帯ニュースサイト。スポーツニュース速報のほか、旬の社会、芸能ニュースも満載。月額84円(税込)
巨人軍公式サイト。待ち受け画像や注目の選手情報など、シーズンオフも必見。「NEWS読売・報知」の全コンテンツも利用できて月額210円(税込)!
翌日朝掲載の釣果情報を当日夜に配信。厳選した指定船宿と協力店からの正確な情報や、船宿の自慢料理・仕掛けなど、実用的なメニューもご用意。月額210円(税込)
携帯初の競輪予想情報。グランプリやダービーはもちろん、関東・南関東を中心に各レースを徹底予測。月額210円(税込)