【支援策】畜産農家へ飼料代助成 えびの市議会

(2010年5月18日付)

 えびの市議会は17日、臨時議会を開き、口蹄疫で出荷が滞っている畜産農家への支援策を盛り込んだ本年度一般会計補正予算を可決した。総額は、防疫対策で専決処分している1億1793万円を含めて2億3479万円。一般会計の総額は100億4979万円。

 飼料代として3909万円を助成。4〜7月の競り市に出荷する予定だった子牛は1頭当たり1日250円、子牛以外の牛と豚は5月出荷分を対象に75〜225円を補助する。また、子牛平均価格が35万円を下回った場合、上限2万円で価格差を補てんする補助金なども盛り込んだほか、貸付家畜事業は4500万円を上積みした。