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20農場で新たに感染疑い 県農大校も
(2010年5月17日付)
県は16日、川南、都農、高鍋町の20農場で新たに口蹄疫の感染疑いがある牛、豚を確認したと発表した。20農場の5126頭(牛1268頭、豚3858頭)はすべて殺処分される。これまでの感染・感染疑いは100例を突破し111例となった。殺処分対象の家畜は8万5723頭(牛8212頭、豚7万7511頭)。
農業の担い手を育成している県立農業大学校(高鍋町持田)でも、実習用に飼育している牛の感染疑いを確認した。同校で殺処分対象となったのは肉用牛・乳牛218頭、ヤギ2頭。同校は4月29日から臨時休校にし、学生は自宅へ戻っている。出入り口を1カ所に限定し靴底、手足、車両の消毒を徹底。畜舎には職員以外近づかないなど防疫体制を強化していた。休校は当面継続する。また、高鍋町持田の県家畜改良事業団で感染疑いを確認したことに伴い、16日に同事業団を中心とする移動・搬出制限区域を新たに設定した。