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はやぶさ:カプセルは「新生児のまま」 宇宙機構の施設に

チャーター機から下ろされ、運搬用のトラックに積まれた小惑星探査機「はやぶさ」のカプセルが入ったコンテナ=羽田空港で2010年6月17日午後11時51分、内藤絵美撮影
チャーター機から下ろされ、運搬用のトラックに積まれた小惑星探査機「はやぶさ」のカプセルが入ったコンテナ=羽田空港で2010年6月17日午後11時51分、内藤絵美撮影

 地球に帰還した小惑星探査機「はやぶさ」のカプセルが18日未明、開封・分析施設のある相模原市の宇宙航空研究開発機構(JAXA)相模原キャンパスに到着した。

 7年ぶりにカプセルと対面したプロジェクトマネジャーの川口淳一郎宇宙機構教授によると、カプセルは大気圏突入時の熱の影響も軽微で、外観は組み立てられた当時のまま。内側には、組み立てに当たった約20人の名前を印刷した名刺大のカードが、テープで張られた当時の状態で残っていたという。

 記者会見した川口教授は「ぼろぼろになって帰ると思っていたが、新生児のままという感じ。タイムカプセルのようで、驚きです。はやぶさにご苦労さんと言いたい」と話した。

毎日新聞 2010年6月18日 10時54分(最終更新 6月18日 11時09分)

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