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亮子ダウン、急性副鼻腔炎「頭が痛い」

 参院選に民主党比例代表で出馬する柔道女子の五輪金メダリスト谷亮子(34)が17日、体調を崩し、民主党本部で行われた公認証書授与式を欠席した。公認証書は、谷後援会関係者が代理で受け取った。田中将朗後援会長(64)によると、13日ごろから体調が悪化。医師から急性副鼻腔(びくう)炎と診断され、ドクターストップがかかったという。鍛え抜かれた世界一の柔道家が、慣れない選挙戦の中で、まさかのダウンを喫した形。厳しい夏の選挙戦に向け、体調面の不安が浮上した。

 24日の参院選公示を前に、谷にドクターストップがかかった。党本部で行われた公認証書授与式。菅直人首相や枝野幸男幹事長が、候補者らに、次々と証書を手渡した。だが出席を予定していた谷の姿はなく、後援会長の田中氏が証書を受け取った。田中氏によると、谷は体調を崩し「『安静にしていなさい』と主治医から指示された」という。

 田中氏によると、谷が体調不良を訴えたのは、福井県で遊説した12日ごろから。翌日13日には地元福岡県でお国入り遊説を行い、佐賀県でも遊説を行って、最終便で帰京した。翌14日、38度以上の高熱を出し「すごく頭が痛い」と訴えたという。主治医らに相談したところ、副鼻腔が炎症を起こしていることが分かったという。

 通常は投薬治療を行うが、昨年10月に出産した次男の子育て真っ最中で、柔道の現役続行宣言もした谷だけに、母乳やドーピング検査への影響も考え、強い薬が使えない状態だという。移動に次ぐ移動、街頭演説と練り歩きをこなしながら、聴衆と握手を繰り返す日々は「柔道のトレーニングとは違った疲労がたまる」(関係者)という。

 13日の福岡遊説の際は、移動中もファンの握手に応じ、笑顔を絶やさなかった谷だが、初の選挙戦は予想以上に体の負担となっていたようだ。田中氏は「症状は治まってきてはいる。今週末の地方遊説には復帰できるように、しっかり休ませたい」としている。全国的な人気は非常に高い一方で、現役続行宣言で批判も受け、後ろ盾となる小沢一郎前幹事長の辞任など、数々の試練に直面した谷。暑さ厳しい夏の選挙戦本番に向け、試練がまた1つ加わった。

 [2010年6月18日8時24分 紙面から]


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