宮崎市内で18日、口てい疫に感染した疑いのある牛が新たに見つかりました。宮崎市での発生は今月10日に続いて2か所目で、感染拡大が収まらない状態が続いています。
宮崎県によりますと、18日、宮崎市の畜産農家の牛5頭によだれや口の中のただれなど、口てい疫のような症状が出ているのが見つかりました。宮崎県は感染の疑いがあると判断し、詳しい検査の結果を待たずに、同じ農場で飼育されている牛38頭を直ちに処分することを決めました。宮崎市内で口てい疫の疑いのある家畜が見つかったのは、今月10日に続いて2か所目です。今回の農場もワクチンを接種した地域の外側で、最初の発生農場からは1.5キロほど離れているということです。宮崎県内では16日にも、ワクチン接種地域の外にある国富町の農家で感染した疑いのある家畜が見つかるなど、感染の拡大が収まらない状態が続いていて、宮崎県ではあらためて農場や車両などの消毒の徹底を呼びかけています。