(cache) 「トヨタ」が21位に急落 リコール影響、米品質調査 - 47NEWS(よんななニュース)
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  • 「トヨタ」が21位に急落 リコール影響、米品質調査

     【ニューヨーク共同】米調査会社のJDパワー・アンド・アソシエイツが17日発表した2010年のブランド別の自動車品質調査によると、トヨタ自動車の量販車ブランド「トヨタ」が昨年の6位から21位に急落した。調査を開始した1987年から最低だった。前年トップだった高級車「レクサス」も4位に後退した。

     調査は、大規模リコール(無料の回収・修理)が問題になっていた2月から5月にかけて実施。JDパワーは「リコールの影響が順位を下げた一番の要因」と分析した。トヨタ車の品質に対して米国の消費者が疑念を持っていることが浮き彫りとなり、同社は今後も一層の品質向上への取り組みが求められそうだ。

     ミニバンなど分野別の調査で、トヨタは6分野で首位だった。「トヨタ」や「レクサス」などトヨタが手掛ける3ブランドを合わせたもので、昨年は10分野で首位だった。

     全体の順位ではドイツのスポーツカー「ポルシェ」が首位。2位にはホンダの高級車「アキュラ」が昨年の14位から急上昇。また米系ブランドでは8位から5位に順位を上げた米フォード・モーターの「フォード」が最高位だった。

      【共同通信】