怪文書:主権回復会による「ザ・コーヴ」全訳(2)
公開上映前の映画のスクリプトを公開することは、著作権法違反でしょう。
しかし、「主権回復の会」がそのサイトで公開してしまいましたので、
http://www.shukenkaifuku.com/info/main.cgi?mode=thr&no=49 の#15
ここに敢えて転載します。これは、映画のどの版がソースで誰が翻訳したか、表明してない怪文書です。版権所有者からの疑義があれば即刻配慮します。
しかし、「主権回復の会」がそのサイトで公開してしまいましたので、
ここに敢えて転載します。これは、映画のどの版がソースで誰が翻訳したか、表明してない怪文書です。版権所有者からの疑義があれば即刻配慮します。
闇スクリプトをWEB上に頒布して、虚構をベースにした議論を展開しようとした前例には、NHKスシャル「アジアの一等国」があります。
転載の目的は、
1、これが正しいスクリプトであるかどうかの検証
2、<<主権・西村修平>>の主張の検証
に資する為です。 御意見ご指摘をください。
1、これが正しいスクリプトであるかどうかの検証
2、<<主権・西村修平>>の主張の検証
に資する為です。 御意見ご指摘をください。
[47'32"]
[太地町の漁民に]
オバリー:肉を売っている他の日本人に毒を盛っている事を彼は知りたいのか?
通訳:知りたくないそうです。
オバリー:水俣の時、政府は水俣の人々に毒を盛っていないと行っていたが、覚えているか? チッソ工場を? これは同じ問題だ。
オバリー:肉を売っている他の日本人に毒を盛っている事を彼は知りたいのか?
通訳:知りたくないそうです。
オバリー:水俣の時、政府は水俣の人々に毒を盛っていないと行っていたが、覚えているか? チッソ工場を? これは同じ問題だ。
[農水省の諸貫課長補佐に]
シヨホス:イルカ肉の水銀の量に関して隠蔽があると思うか?
諸貫:イルカの肉で同じ悲劇が起こるとは思わない。
オバリー:結局のところイルカ肉はその他の製品と同様に需要と供給に基づいており、もし彼等の製品が毒物で太地で売れないなら、岩手でも沖縄でも売れず、その他どこでも売れなくなる。だから太地の一つの入り江にフォーカスしなければならないと思う。これを止めさせるために。
シヨホス:イルカ肉の水銀の量に関して隠蔽があると思うか?
諸貫:イルカの肉で同じ悲劇が起こるとは思わない。
オバリー:結局のところイルカ肉はその他の製品と同様に需要と供給に基づいており、もし彼等の製品が毒物で太地で売れないなら、岩手でも沖縄でも売れず、その他どこでも売れなくなる。だから太地の一つの入り江にフォーカスしなければならないと思う。これを止めさせるために。
[48'27"]
[海岸でカメラをセットするシホヨス。シヨホスを撮影する漁師]
「こんにちは。今日はいかがですか?」
「こんにちは。今日はいかがですか?」
[ホテルの部屋]
シホヨス「もし逮捕されたら、起訴される前にどれだけ拘留されるのか?」
オバリー「彼らはあなたのケースでも何も変える必要はない。日本の法律では彼等は刑務所に28日間起訴なしに拘束出来る。日本では有罪の90%が 28日間の自白で得られる。なぜなら法的に拷問出来るからだ。彼等は夜中にも起こし続けそれは一晩中になる・・・」
シホヨス「彼等に一週間ずっとそうしているぞ。(笑い)」
オバリー「それはアグレッシブかもしれない・・・彼を起訴出来るか?」
シホヨス「もし逮捕されたら、起訴される前にどれだけ拘留されるのか?」
オバリー「彼らはあなたのケースでも何も変える必要はない。日本の法律では彼等は刑務所に28日間起訴なしに拘束出来る。日本では有罪の90%が 28日間の自白で得られる。なぜなら法的に拷問出来るからだ。彼等は夜中にも起こし続けそれは一晩中になる・・・」
シホヨス「彼等に一週間ずっとそうしているぞ。(笑い)」
オバリー「それはアグレッシブかもしれない・・・彼を起訴出来るか?」
[迷彩服を着て入り江を偵察する映像]
チャールズ・ハンベルトン:これがより長いプロセスになると分ったので、私達はそこでの偵察や計画に時間を利用した。観察した。
チャールズ・ハンベルトン:これがより長いプロセスになると分ったので、私達はそこでの偵察や計画に時間を利用した。観察した。
[ホテルの部屋]
シホヨス「昨晩二人のメンバーが観察に行った・・・奴らはトンネルから出て来る。左岸を観察するために送られる。奴らは懐中電灯を光らせ、すぐに仕事に着手したいため非常に迅速に行く。彼等は小さいばねの枝を探している」
オバリー「彼等は通常イルカが入り江にいる時に人数が増える。彼等は誰かが撮影をしていないかどうか見るために増えるのだ」
ジョー・チソルム「今考えている事は現場を観察する事だ。枝のあるその場所を使って、イルカのいない夜に枝を切るとか」
シホヨス「昨晩二人のメンバーが観察に行った・・・奴らはトンネルから出て来る。左岸を観察するために送られる。奴らは懐中電灯を光らせ、すぐに仕事に着手したいため非常に迅速に行く。彼等は小さいばねの枝を探している」
オバリー「彼等は通常イルカが入り江にいる時に人数が増える。彼等は誰かが撮影をしていないかどうか見るために増えるのだ」
ジョー・チソルム「今考えている事は現場を観察する事だ。枝のあるその場所を使って、イルカのいない夜に枝を切るとか」
ナレーション:任務は二つの部分から成る。最初は聴覚経験を得る事だ。
シホヨス「どこにこれ位の収納容器を置けば良いか。横にアームがこれ位突き出している。やってみよう。侵入が容易い入り江の片側に水中集音器をセット出来るかもしれない。入り江の左岸は降りるのが容易い。右岸が殺戮コーヴの中心だ。
ハンブルトン「俺が最初に赤外線カメラを持って行く」
シホヨス「何か動く物が見えたら知らせる。もし奴らが茂みに隠れていたら飛び出して来るだろう」
ナレーション:水中カメラは、私達がそれを持ち去る事が出来るかどうかの一種の試運転であった。
シホヨス「君達が2台のカメラを受け持つのだな?」
ハンブルトン「3台だ」
ハンブルトン「俺が最初に赤外線カメラを持って行く」
シホヨス「何か動く物が見えたら知らせる。もし奴らが茂みに隠れていたら飛び出して来るだろう」
ナレーション:水中カメラは、私達がそれを持ち去る事が出来るかどうかの一種の試運転であった。
シホヨス「君達が2台のカメラを受け持つのだな?」
ハンブルトン「3台だ」
ナレーション:第二任務を私達は「フルオーケストラ」と呼ぶ。
シホヨス「3台のカメラで行こう。君が2で君が1で・・・4台目も考えよう」
ナレーション:岩や水中集音器、水中カメラの全てを設置する。
シホヨス「スキューバダイバーがいるので彼等は運ぶだけだ。彼等は湾の底で奮闘するので彼等に水中カメラを拾い上げさせたくない」
ハンブルトン「ここに辿り着けばもう安心だ。これが最初の標識『立入禁止』」
シホヨス「何て書いてあるか分らない」
ハンブルトン「『危険』かな?」
シホヨス「分らない。知っている限りは『太地町にようこそ』だ」
ハンブルトン「この素晴らしいユネスコの地を満喫して下さい」・・・
ハンブルトン「ここに辿り着けばもう安心だ。これが最初の標識『立入禁止』」
シホヨス「何て書いてあるか分らない」
ハンブルトン「『危険』かな?」
シホヨス「分らない。知っている限りは『太地町にようこそ』だ」
ハンブルトン「この素晴らしいユネスコの地を満喫して下さい」・・・
[太地町の入り江に囲われているイルカの群れ]
ナレーション:この入り江で何が起こっているかの立体的な経験が欲しかった。イルカ達がしている全て、捕鯨者達が行っている全てを耳にしたかった。この努力は単に屠殺を見せるという事ではない。人々を変える何かを捉えたいのだ。
ナレーション:この入り江で何が起こっているかの立体的な経験が欲しかった。イルカ達がしている全て、捕鯨者達が行っている全てを耳にしたかった。この努力は単に屠殺を見せるという事ではない。人々を変える何かを捉えたいのだ。
[51'09"]
--ロンドン、1971年--
[ロンドンのトラファルガー広場に集うデモの映像]
ニュース音声「この週末、ザトウクジラのか細く物悲しい鳴き声はロンドンのトラファルガー広場にこだまし、数千人のデモがクジラ殺戮の終焉を要求した」
[ロンドンのトラファルガー広場に集うデモの映像]
ニュース音声「この週末、ザトウクジラのか細く物悲しい鳴き声はロンドンのトラファルガー広場にこだまし、数千人のデモがクジラ殺戮の終焉を要求した」
[捕鯨の映像]
ナレーション:1960年代、IWCが大型クジラの殺戮に何もしていなかった頃、ロジャー・ペインという一人の男が、これらの動物が歌う事を世界に広めて「セイブ・ザ・ホエール」運動の開始を助けた。それは深みのある運動だった。
--クジラの歌の録音は世界で最初の環境運動の火付け役となった--
ナレーション:1960年代、IWCが大型クジラの殺戮に何もしていなかった頃、ロジャー・ペインという一人の男が、これらの動物が歌う事を世界に広めて「セイブ・ザ・ホエール」運動の開始を助けた。それは深みのある運動だった。
--クジラの歌の録音は世界で最初の環境運動の火付け役となった--
[デモの映像]
「我々が求めるものは?」
「クジラを救え!」
「いつそれを求めるのか?」
「セイブ・ザ・ホエールのデモは今再び出て来た」
「そして彼等はその事で何かをしようと決心している」
「我々が求めるものは?」
「クジラを救え!」
「いつそれを求めるのか?」
「セイブ・ザ・ホエールのデモは今再び出て来た」
「そして彼等はその事で何かをしようと決心している」
--ロジャー・ペイン (海洋アライアンス)--
ペイン:当時は毎年3万3000頭のクジラが殺戮されていた。私達は最終的にその総量の330,1%の削減をした。そして今再び増えている。
ペイン:当時は毎年3万3000頭のクジラが殺戮されていた。私達は最終的にその総量の330,1%の削減をした。そして今再び増えている。
[日本国旗を燃やす反日デモの映像]
ナレーション:これを引き継ぐ新たな世代がいなければならない。多くのリック・オバリーとロジャー・ペインがいるが彼等は今や60代や70代であり、彼等の後を引き継ぐ人々は多くはない。
ナレーション:これを引き継ぐ新たな世代がいなければならない。多くのリック・オバリーとロジャー・ペインがいるが彼等は今や60代や70代であり、彼等の後を引き継ぐ人々は多くはない。
[52'08"]
[太地町のホテル]
--任務1:水中集音器の設置--
ジョー・チソルム「これはゆっくり沈む。このケーブル。これは沈むが非常に遅いので、上に多少重りを乗せている。この2台の水中集音器は接続されている」
「一つ質問が」
「ああ」
「全てのシールは剥がした。どうだ?」
「続ける・・・」
「“乾いたまま返却して下さい”」
「そうだ、シールを剥がそう。OK?」
「ジーザス」
「03-3224-5000」
--任務1:水中集音器の設置--
ジョー・チソルム「これはゆっくり沈む。このケーブル。これは沈むが非常に遅いので、上に多少重りを乗せている。この2台の水中集音器は接続されている」
「一つ質問が」
「ああ」
「全てのシールは剥がした。どうだ?」
「続ける・・・」
「“乾いたまま返却して下さい”」
「そうだ、シールを剥がそう。OK?」
「ジーザス」
「03-3224-5000」
--ブルック・アイトケン (海洋保全協会カメラマン)--
アイトケン「我々の2つの携帯番号は勿論、これは東京の米国大使館の携帯番号で、何か不測の事態の時のためだ」
アイトケン「我々の2つの携帯番号は勿論、これは東京の米国大使館の携帯番号で、何か不測の事態の時のためだ」
[暗がりの中をホテルから器材を運び出す]
ハンブルトン:私達は黒服を着てカメラ器材を持った4-5人で非常に慎重にホテルの部屋を出た時は丁度タイミングを見計らったのだ。警備員がいつ現れるか、警察が私達からどれ位の距離にいるか、隣町からここに来るのにどれ位時間がかかるかも知っていた。
ハンブルトン:私達は黒服を着てカメラ器材を持った4-5人で非常に慎重にホテルの部屋を出た時は丁度タイミングを見計らったのだ。警備員がいつ現れるか、警察が私達からどれ位の距離にいるか、隣町からここに来るのにどれ位時間がかかるかも知っていた。
[海岸に向かう車の中の赤外線カメラ映像]
それは私の人生で最も恐かった時だ。なぜなら私達はこの準備に多くの日数を費やしていたからだ。隠れる場所は余りなく私達はそこでは晒される。
それは私の人生で最も恐かった時だ。なぜなら私達はこの準備に多くの日数を費やしていたからだ。隠れる場所は余りなく私達はそこでは晒される。
[53'21"]
[車のドアを開け海岸に降りる]
「それでは行こう。ルイ、こちらサイモン。我々は小道を登るがいいか?」
「続けてくれ」
「マンディが最初に行け」
「了解」
「それでは行こう。ルイ、こちらサイモン。我々は小道を登るがいいか?」
「続けてくれ」
「マンディが最初に行け」
「了解」
[2人のダイバーが歩く映像]
「チャールズ、俺は大きな岩に向かう」
「了解」
「チャールズ、俺は大きな岩に向かう」
「了解」
[カメラを持って歩くシホヨス、海沿いの小道を歩き岸壁から海に降りるダイバー2名を含む3人]
「終わった。全て完了」
「終わった。全て完了」
[潜水の準備を始めるダイバー2名]
「ライトが明る過ぎるぞ」
「出来る限りライトをオフにしてくれ。入り江を横切るコースの全てが見える」
「ライトが明る過ぎるぞ」
「出来る限りライトをオフにしてくれ。入り江を横切るコースの全てが見える」
[海に入るダイバー]
「ライトを落とせ」
「ライトを落とせ」
[赤外線カメラを構えるシホヨス、海を泳ぐダイバー]
「ルイ、赤外線カメラをチェック出来るか? 彼は丁度潜水したところに見えるがその通りか?」
シホヨス「スタンバイ・・・待て、何だあれは? スクリーンに2つの形が見えた。白く熱を持った。湾曲部の辺りの俺の真上の道路の辺りだ。」
「OK、そこには我々を見張っている数人がいるんだと思う。じっとしてろ。誰か立っているか?」
シホヨス「何?」
「誰かが立っているか?」
「OK、道沿いに灯りが来る。これは面白い事になりそうだ。誰かそちら側にいるのを見たか?」
「灯りが見える。行こう。」
「ここから抜け出すのだ。サウンド器機は水の中だ。」
「ルイ、赤外線カメラをチェック出来るか? 彼は丁度潜水したところに見えるがその通りか?」
シホヨス「スタンバイ・・・待て、何だあれは? スクリーンに2つの形が見えた。白く熱を持った。湾曲部の辺りの俺の真上の道路の辺りだ。」
「OK、そこには我々を見張っている数人がいるんだと思う。じっとしてろ。誰か立っているか?」
シホヨス「何?」
「誰かが立っているか?」
「OK、道沿いに灯りが来る。これは面白い事になりそうだ。誰かそちら側にいるのを見たか?」
「灯りが見える。行こう。」
「ここから抜け出すのだ。サウンド器機は水の中だ。」
[海から上がるダイバー]
「ジョーに連絡しろ」
「ジョー」
「了解。今向かっている所だ。あと2分」
「警備員が動いている」
「行こう行こう」
「ジョーに連絡しろ」
「ジョー」
「了解。今向かっている所だ。あと2分」
「警備員が動いている」
「行こう行こう」
[車が近付く]
「俺達はトンネルに向かっているが、ジョー、お前か?」
「彼だ」「行こう」
「俺達はトンネルに向かっているが、ジョー、お前か?」
「彼だ」「行こう」
[車に乗り込む]
「いいぞ」
「行くぞ行くぞ」
「ホーリーキリスト」
「よくやった」
「ジーザス」
「全員乗っているか?」
「上手くいった」
「いいぞ」
「行くぞ行くぞ」
「ホーリーキリスト」
「よくやった」
「ジーザス」
「全員乗っているか?」
「上手くいった」
[56'33"]
[ホテルのロビー、3人の私服警官とオバリーが話している]
警官「怪しい動きだ・・・真夜中に、早朝に・・・マスクをした人物が」
オバリー「私は知りません」
警官「OPSのメンバーか?」
オバリー「私じゃありません。真夜中には寝ていました」
警官 (日本語)「一人やから知りませんよという事やねえ」
警官「その人物はOPSのメンバーだと思うが」
オバリー「知りません。OPSを代弁は出来ません。私はリック・オバリーです。私は自分以外の誰の代弁も出来ません。夜中には眠っていた」
警官「そうではなくて、OPSメンバーは・・・」
オバリー「知りません。私はOPSではない」
警官「OPSと無関係と言うのか?」
オバリー「インタビューはしました。私と話したい人なら誰でも話します」
警官「なら関係あるという事か?」
オバリー「OPSが私と話したいのなら彼等と話す。水銀中毒に関して誰とでも話す」
警官 (日本語)「まあ、水銀の話しで・・・」
警官「時間を取って頂きありがとうございました」
オバリー「バイバイ」
警官「怪しい動きだ・・・真夜中に、早朝に・・・マスクをした人物が」
オバリー「私は知りません」
警官「OPSのメンバーか?」
オバリー「私じゃありません。真夜中には寝ていました」
警官 (日本語)「一人やから知りませんよという事やねえ」
警官「その人物はOPSのメンバーだと思うが」
オバリー「知りません。OPSを代弁は出来ません。私はリック・オバリーです。私は自分以外の誰の代弁も出来ません。夜中には眠っていた」
警官「そうではなくて、OPSメンバーは・・・」
オバリー「知りません。私はOPSではない」
警官「OPSと無関係と言うのか?」
オバリー「インタビューはしました。私と話したい人なら誰でも話します」
警官「なら関係あるという事か?」
オバリー「OPSが私と話したいのなら彼等と話す。水銀中毒に関して誰とでも話す」
警官 (日本語)「まあ、水銀の話しで・・・」
警官「時間を取って頂きありがとうございました」
オバリー「バイバイ」
[59'32"]
[太地町、クジラの供養費を訪れるマンディ・クリュックシャンクとカーク・クラック]
クルックシャンク:その晩のダイビングで一番ショックだった事は、互いにコミュニケーションしているイルカの声が聞こえ、次の朝にはそれが終わる事が分っていた事です。彼等は永遠に静かになる。
オバリー:彼等はいつでも私達とコミュニケーションしようとして、説明は難しいが、私がフリッパーTVショーで日夜したように彼等と共に過ごせば、そのボディラングエッジを読む事が出来るようになる。
クルックシャンク:その晩のダイビングで一番ショックだった事は、互いにコミュニケーションしているイルカの声が聞こえ、次の朝にはそれが終わる事が分っていた事です。彼等は永遠に静かになる。
オバリー:彼等はいつでも私達とコミュニケーションしようとして、説明は難しいが、私がフリッパーTVショーで日夜したように彼等と共に過ごせば、そのボディラングエッジを読む事が出来るようになる。
[イルカの映像]
--ジョン・ポッター (水中音響学コンサルタント)--
ポッター:このような動物と共に水中にいる事に何か直感的なものがある。私は科学者として、道具使用や認知過程などの客観的尺度でその知性を認識するように訓練されている。人間として、イルカが私を見てその目が私を追っているのを見て、私がその動物に視線を送る時、そこには私がその知性とコネクションがある事を否定出来ない人間のレスポンスがある。
--ジョン・ポッター (水中音響学コンサルタント)--
ポッター:このような動物と共に水中にいる事に何か直感的なものがある。私は科学者として、道具使用や認知過程などの客観的尺度でその知性を認識するように訓練されている。人間として、イルカが私を見てその目が私を追っているのを見て、私がその動物に視線を送る時、そこには私がその知性とコネクションがある事を否定出来ない人間のレスポンスがある。
[様々な声]
「長年、科学は地球で最も知的な生物と話すという見通しでじらされているが、それは人類でないのかもしれない。」
「一部の科学者達は人間とイルカが会話が出来るようにならないかの研究を行なっている。」
「私達は宇宙に向けてシグナルを送るのに数十億ドルを使っているが、ここには私達よりも恐らく知的であると考えられる種がいるのである。」
「長年、科学は地球で最も知的な生物と話すという見通しでじらされているが、それは人類でないのかもしれない。」
「一部の科学者達は人間とイルカが会話が出来るようにならないかの研究を行なっている。」
「私達は宇宙に向けてシグナルを送るのに数十億ドルを使っているが、ここには私達よりも恐らく知的であると考えられる種がいるのである。」
ポッター:イルカは状況を扱うこと、どのように人々と関わるか、自身の想像から革新的なものを作り出す事を理解する。イルカに集中的に教えられている言語の英語でもアメリカのサインラングエッジの1バージョンである事に驚かされる事がある。勿論手を使うからこれらの素晴らしいシグナルを持っている。人々は手を使ってイルカにメッセージを送る。
そしてポイントから多少外れるが、イルカに手がないためこれは元来一方通行の関係である。それはこの擬人観の「私達は彼等に教える事、コントロール出来る事がある」であるが、彼等が私達に何をくれるのかを見るべきかもしれない。
そしてポイントから多少外れるが、イルカに手がないためこれは元来一方通行の関係である。それはこの擬人観の「私達は彼等に教える事、コントロール出来る事がある」であるが、彼等が私達に何をくれるのかを見るべきかもしれない。
それは知性ではなく意識の問題である。彼等は人間のように自己意識がある。鏡を覗き込めば、私達は何をみているのかを知っている。ここの漁師達はそれに気付いているとは思わない。
[60'16"]
[ホテルの部屋に戻る]
ナレーション:彼等がこの殺戮の入り江にいて、彼等の子供達が目の前で屠殺されれば、彼等はその事が分るのだ。彼等は何が起こるのかを予期出来るのだ。
ナレーション:彼等がこの殺戮の入り江にいて、彼等の子供達が目の前で屠殺されれば、彼等はその事が分るのだ。彼等は何が起こるのかを予期出来るのだ。
[ノートパソコンで録音したイルカの声を再生する]
オバリー「これは気味の悪い音ではないか? 我々が今聞いているイルカはもう生きていないのだ。明日には別な群れが彼等と入れ替わる」
オバリー「これは気味の悪い音ではないか? 我々が今聞いているイルカはもう生きていないのだ。明日には別な群れが彼等と入れ替わる」
[61'14"]
--ハーディー・ジョーンズ (BlueVoice.org創設者)--
ジョーンズ:私が始めて太地町に行ったのは1980年で、その前年には壱岐に行っていた。壱岐は日本の観光地であり、最も恐ろしいイルカ屠殺のために悪名高い場所である。1日に数千頭が殺戮される事もあった。私は3年前に壱岐に再び行ったが、かつて大量のイルカが海岸に押し寄せたその地にイルカはなかった。
ジョーンズ:私が始めて太地町に行ったのは1980年で、その前年には壱岐に行っていた。壱岐は日本の観光地であり、最も恐ろしいイルカ屠殺のために悪名高い場所である。1日に数千頭が殺戮される事もあった。私は3年前に壱岐に再び行ったが、かつて大量のイルカが海岸に押し寄せたその地にイルカはなかった。
これは皮肉な事である。この国際的捕獲取引が富をもたらすため彼等はそこに乗りたいのに、そこにイルカはもはやいない。彼等はイルカ公園にイルカが必要なため、太地町から入荷しているのである。人類が知っている全てのクジラ類は日本の近海ならどこでも危険に晒されている。
[太地の沿岸の漁船やイルカの映像]
オバリー:私達は太地町の漁民に奨励金を出す事を提案してみた・・・つまり、もし彼等が桟橋につないである船を去るのなら、彼等が太地でクジラ殺戮で稼ぐのと同じ額を払うと。彼等は「金の問題ではない。これは害獣駆除である」と言った。害獣駆除。つまり彼等はイルカが海洋の魚を食べ過ぎると政府に言われているのだ。
オバリー:私達は太地町の漁民に奨励金を出す事を提案してみた・・・つまり、もし彼等が桟橋につないである船を去るのなら、彼等が太地でクジラ殺戮で稼ぐのと同じ額を払うと。彼等は「金の問題ではない。これは害獣駆除である」と言った。害獣駆除。つまり彼等はイルカが海洋の魚を食べ過ぎると政府に言われているのだ。
[63'02"]
[IWC会議の映像]
--2003年以来、日本は世界的な漁獲量の減少のイルカとクジラを原因と非難する科学データを引用し主張している--
--2003年以来、日本は世界的な漁獲量の減少のイルカとクジラを原因と非難する科学データを引用し主張している--
[森下参事官のプレゼンテーション]
森下「これはクジラを悪者として罪を負わせようとしているのではない。しかし私達は漁獲の減少を無視する事は出来ない」
オーストラリア代表「このパワーポイントのデモンストレーションを真面目に受け取る事は正直難しい」
森下「これはクジラを悪者として罪を負わせようとしているのではない。しかし私達は漁獲の減少を無視する事は出来ない」
オーストラリア代表「このパワーポイントのデモンストレーションを真面目に受け取る事は正直難しい」
--ダン・グッドマン (日本のIWC代表団顧問)--
グッドマン:漁業ターゲットである魚をクジラが大量に消費している証拠があると言いたい。
ブラジル代表「ブラジル政府は、それが我々には生物学的ナンセンスとしか表現出来ないと会議記録に残したいと思う」
スコット・ベイカー (DNA種特定学専門家、オレゴン州大学):世界の漁獲量の減少は確かであり、その元凶が人類なのは明らかであり、私達はその事を認めたくないのだ。
グッドマン:漁業ターゲットである魚をクジラが大量に消費している証拠があると言いたい。
ブラジル代表「ブラジル政府は、それが我々には生物学的ナンセンスとしか表現出来ないと会議記録に残したいと思う」
スコット・ベイカー (DNA種特定学専門家、オレゴン州大学):世界の漁獲量の減少は確かであり、その元凶が人類なのは明らかであり、私達はその事を認めたくないのだ。
[築地市場の映像]
--築地市場 (東京)、世界最大の漁業市場--
ベイカー:私達は無限の上質魚介類の源として海洋を見るが、それが真実ではないという厳しいレッスンを学んでいるのだと思う。
ポール・ワトソン:私達は海洋生態系を浸食し減少させる速度で魚を海洋から取り出しており、それは全体が崩壊する危険性があるほど悪い。
--築地市場 (東京)、世界最大の漁業市場--
ベイカー:私達は無限の上質魚介類の源として海洋を見るが、それが真実ではないという厳しいレッスンを学んでいるのだと思う。
ポール・ワトソン:私達は海洋生態系を浸食し減少させる速度で魚を海洋から取り出しており、それは全体が崩壊する危険性があるほど悪い。
[築地市場の早送り映像]
--2006年のサイエンス誌の報告では、現在の速度の漁業では40年以内に世界の漁業資源全体が崩壊すると予測している--
ロジャー・ウェイン:人類の70%、10人中7人が主要タンパク源を魚介類に依存している。もし海の魚が漁れなくなったら、私達は人類史上最大の公衆健康のピンチを引き起こしてしまう事になる。
マイケル・イリフ (タスマニア大学南極海南大洋研究所):世界の魚市場を日本が事実上支配している。世界の全ての主要漁港に日本の業者がいる。彼等は限りがある供給から魚を漁っており、彼等には食料が無くなる事への現実の恐怖を持っていると思う。捕鯨でまかなう事よりももっと論理的な事は何なのか?
--2006年のサイエンス誌の報告では、現在の速度の漁業では40年以内に世界の漁業資源全体が崩壊すると予測している--
ロジャー・ウェイン:人類の70%、10人中7人が主要タンパク源を魚介類に依存している。もし海の魚が漁れなくなったら、私達は人類史上最大の公衆健康のピンチを引き起こしてしまう事になる。
マイケル・イリフ (タスマニア大学南極海南大洋研究所):世界の魚市場を日本が事実上支配している。世界の全ての主要漁港に日本の業者がいる。彼等は限りがある供給から魚を漁っており、彼等には食料が無くなる事への現実の恐怖を持っていると思う。捕鯨でまかなう事よりももっと論理的な事は何なのか?
[65'23"]
[IWC会合]
森下「IWCは本質的に、太地のような小規模の沿岸捕鯨を殺している」
森下「IWCは本質的に、太地のような小規模の沿岸捕鯨を殺している」
--1986年以来日本の代表団はIWCの商業捕鯨を覆そうとして来た。最近彼等は強力な投票サポート連合をリクルートしている。--
セントキッツ代表「この組織はこの提案を真面目に考慮すべきである」
ドミニカ代表「我が国は日本の代表団を賞賛したいと思う。私達はこの提案を強力に支持する」
アンティグア・バーブーダ代表「我が国はこの代表団を完全に支持する」
セントルシア代表「日本の人々の苦境に心配や同情を持っているか?」
セントキッツ代表「これは日本を助ける機会である」
セントルシア代表「私達は日本の主張と太地の人々を助ける事が出来るだろう」
ドミニカ代表「よって私達はIWCを促す・・・」
アンティグア代表「彼等の基本的な要求は捕鯨である」
セントキッツ代表「従ってセントキッツ・ネイビスはこの提案を支持する」
セントキッツ代表「この組織はこの提案を真面目に考慮すべきである」
ドミニカ代表「我が国は日本の代表団を賞賛したいと思う。私達はこの提案を強力に支持する」
アンティグア・バーブーダ代表「我が国はこの代表団を完全に支持する」
セントルシア代表「日本の人々の苦境に心配や同情を持っているか?」
セントキッツ代表「これは日本を助ける機会である」
セントルシア代表「私達は日本の主張と太地の人々を助ける事が出来るだろう」
ドミニカ代表「よって私達はIWCを促す・・・」
アンティグア代表「彼等の基本的な要求は捕鯨である」
セントキッツ代表「従ってセントキッツ・ネイビスはこの提案を支持する」
[インタビュー]
アンティグア代表A「かつて減少して絶滅の危機にあった特定の種に関しては、それらを満たすには十分な時間が経ったと思う」
アンティグア代表A「かつて減少して絶滅の危機にあった特定の種に関しては、それらを満たすには十分な時間が経ったと思う」
--ジョン・フラー (IWCの元アンティグア・バーブーダ代表団)--
フラー:捕鯨に関するアンティグアの関心には幾つかの面がある。まず第一に、政府が現在IWC会合に関心があるのは、日本政府が金を払っているからである。
フラー:捕鯨に関するアンティグアの関心には幾つかの面がある。まず第一に、政府が現在IWC会合に関心があるのは、日本政府が金を払っているからである。
イアン・キャンベル:日本政府その機関は財政危機にある小国に目をつけて財政支援を行い必要なものは何でも与え、それらをIWCに参加させ、それで日本側に投票を行なわせるのだ。このようにして21世紀に捕鯨が行なわれている。
[インタビュー]
質問「アンティグアの側にはどのようなクジラが通過するのか?」
アンティグア代表A「私達は・・・理事が知っていると・・・」
アンティグア代表B「ザトウクジラだと思う」
アンティグア代表A「そう」
質問「それがアンティグアを通過するのか?」
アンティグア代表B「アンティグアを通過するクジラの細かい事は今ここではよく分からないが、我が国の海域を通過するクジラはいる。私が鯨を見たのはテレビで見たものだけだ」
ジョン・フラー:さほど目利きでない見物人から見ても、彼等がはした金で売春をしたのは非常に見え透いている。
質問「アンティグアの側にはどのようなクジラが通過するのか?」
アンティグア代表A「私達は・・・理事が知っていると・・・」
アンティグア代表B「ザトウクジラだと思う」
アンティグア代表A「そう」
質問「それがアンティグアを通過するのか?」
アンティグア代表B「アンティグアを通過するクジラの細かい事は今ここではよく分からないが、我が国の海域を通過するクジラはいる。私が鯨を見たのはテレビで見たものだけだ」
ジョン・フラー:さほど目利きでない見物人から見ても、彼等がはした金で売春をしたのは非常に見え透いている。
--アサートン・マーティン (IWCの元ドミニカ共和国代表団)--
マーティン:日本政府はIWCの我が国の費用、年会費や参加費を支払っている。それは食料とは何ら関係ない。それは単に「我々に投票」すれば「我々にに票を売る価値がある」と人々に見えるものを提供しようという事実である・・・それは漁業コミュニティである。
マーティン:日本政府はIWCの我が国の費用、年会費や参加費を支払っている。それは食料とは何ら関係ない。それは単に「我々に投票」すれば「我々にに票を売る価値がある」と人々に見えるものを提供しようという事実である・・・それは漁業コミュニティである。
--アンティグア、セントキッツ、ドミニカ--
[各国の漁業コミュニティの映像]
マーティン:日本が作った漁業コミュニティは既に不要なものとなっている。隣の家がキャンディを貰い、その他の全ての家がキャンディを欲しがっているのだ。東カリブの全ての島・・・セントキッツ、アンティグア、セントヴィンセント、セントルチア、グレナダ、ドミニカ・・・我々は同じキャンディを貰った。ドミニカには2200万ドルの漁業コミュニティがあるが、それは輸入鶏肉の貯蔵に使用されている。
[各国の漁業コミュニティの映像]
マーティン:日本が作った漁業コミュニティは既に不要なものとなっている。隣の家がキャンディを貰い、その他の全ての家がキャンディを欲しがっているのだ。東カリブの全ての島・・・セントキッツ、アンティグア、セントヴィンセント、セントルチア、グレナダ、ドミニカ・・・我々は同じキャンディを貰った。ドミニカには2200万ドルの漁業コミュニティがあるが、それは輸入鶏肉の貯蔵に使用されている。
ジョン・フラー「カリブ海の美しい島々が日本のネオンが点灯する売春宿になっているのを見るのはとても悲しい」
[68'45"]
[太地町の海岸]
ハーディー・ジョーンズ (BlueVoice.org創設者):特に肉に含まれる水銀やその他の汚染物質のレベルに関する事実を得る時、それはなぜ日本がこの死にかけた捕鯨ビジネスを続けるかのロジックに全く反している。
ハーディー・ジョーンズ (BlueVoice.org創設者):特に肉に含まれる水銀やその他の汚染物質のレベルに関する事実を得る時、それはなぜ日本がこの死にかけた捕鯨ビジネスを続けるかのロジックに全く反している。
[日本のクジラ料理屋のメニューの映像]
アサートン・マーティン:今年日本を訪問して、IWCにおける日本の地位に関する特殊な理由がある事が分った。これは経済や政治に関するものではなくて、それは帝国の伝統的概念の遺物なのである。自分達が何をどのようにいつするかを欧米に対して言うのに十分な物を持っている。「さて、あなた方が我々に捕鯨を止めさせる事はないだろう」
アサートン・マーティン:今年日本を訪問して、IWCにおける日本の地位に関する特殊な理由がある事が分った。これは経済や政治に関するものではなくて、それは帝国の伝統的概念の遺物なのである。自分達が何をどのようにいつするかを欧米に対して言うのに十分な物を持っている。「さて、あなた方が我々に捕鯨を止めさせる事はないだろう」
[港で大漁の旗をなびかせる漁船]
イアン・キャンベル (豪元環境大臣):仕事に対するある種の誤ったナショナリスティックなプライドがある。それは日本の納税者によって膨大な助成金を得ている産業であり、この種類の助成金を受け取る立場は腐敗を招くのだ。
イアン・キャンベル (豪元環境大臣):仕事に対するある種の誤ったナショナリスティックなプライドがある。それは日本の納税者によって膨大な助成金を得ている産業であり、この種類の助成金を受け取る立場は腐敗を招くのだ。
オバリー:この文化摩擦を永続させるために太地町のイルカ漁師達は学校に無料でイルカ肉を提供し始めた。
スコット・ベイカー (DNA種特定学専門家、オレゴン州大学):彼等はプロパガンダの形でこれを受け取っている。彼等は子供達が食べているこの無料昼食に高レベルの水銀で汚染されている事を教えられていない。
スコット・ベイカー (DNA種特定学専門家、オレゴン州大学):彼等はプロパガンダの形でこれを受け取っている。彼等は子供達が食べているこの無料昼食に高レベルの水銀で汚染されている事を教えられていない。
[70'02"]
[水産庁]
シホヨス:太地町の町長がイルカ肉を日本全国の子供達に供給する計画を立てている事を知っているか?
諸貫:あなたは全く誤解をしていると思うが。
シホヨス:そうなのか?
諸貫:完全な誤解である。
シホヨス:太地町の町長がイルカ肉を日本全国の子供達に供給する計画を立てている事を知っているか?
諸貫:あなたは全く誤解をしていると思うが。
シホヨス:そうなのか?
諸貫:完全な誤解である。
[70'16"]
[太地町、神社の前で2人の町会議員のインタビュー]
山下順一郎町議 (日本語)「太地で漁れたクジラ、イルカを全国の学校給食に取り入れて貰うために・・・」
ナレーション:2人の町会議員が公に証言するために名乗り出た。彼等は証言する事で命の危険とまでは言わずとも、その社会生活の危険を冒したのだ。
山下順一郎町議 (日本語)「太地で漁れたクジラ、イルカを全国の学校給食に取り入れて貰うために・・・」
ナレーション:2人の町会議員が公に証言するために名乗り出た。彼等は証言する事で命の危険とまでは言わずとも、その社会生活の危険を冒したのだ。
漁野尚登町議 (日本語)「私には7歳と5歳の男の子がいます。給食というのは強制であります。だから全部食べなければならない。学校給食などに使こうたら大変な事になるという事で、この数値を発表させて貰いました」
[東京の風景の早回し映像]
ナレーション:日本では出る杭は打たれると言うが、自分の意見を公表する事は日本において大きなトラブルとなる。この国ではこの問題に対していかなる力を持ったアクティブな環境運動はない。
ナレーション:日本では出る杭は打たれると言うが、自分の意見を公表する事は日本において大きなトラブルとなる。この国ではこの問題に対していかなる力を持ったアクティブな環境運動はない。
[IWC会合]
モナコ代表:私達は環境に対し、水銀、カドミウム、鉛などのあらゆる化学物質を投棄している。私達には義務がありその事に何かをする道徳的権限がある。更なる肉の消費を許していたら、数年後に振り返って私達が一体何をしたのかと思う事になるだろう。私達は道徳的責任があり、あなた方がそれを知らなかったとは言わせない。知っている筈だ。
モナコ代表:私達は環境に対し、水銀、カドミウム、鉛などのあらゆる化学物質を投棄している。私達には義務がありその事に何かをする道徳的権限がある。更なる肉の消費を許していたら、数年後に振り返って私達が一体何をしたのかと思う事になるだろう。私達は道徳的責任があり、あなた方がそれを知らなかったとは言わせない。知っている筈だ。
[太地町の夕暮れの映像]
ナレーション:私にとって、それが活動家であっても非活動家のどちらあっても、私は活動的でありたい。私はこれを止めさせたい。
ナレーション:私にとって、それが活動家であっても非活動家のどちらあっても、私は活動的でありたい。私はこれを止めさせたい。
[71'59"]
--任務2 フルオーケストラ--
[ホテルの部屋を出て車に乗り込む]
[ホテルの部屋を出て車に乗り込む]
[白い車が止まっている]
「見覚えがある。どうだ?」
「8335、そうだ。見覚えがある」
「それはダブルチャンネルだと思う」
「見覚えがある。どうだ?」
「8335、そうだ。見覚えがある」
「それはダブルチャンネルだと思う」
[車が夜の道を走る]
「真っすぐ行けるか?」
「彼等は循環している」
「素早く突破しよう。速く」
「真っすぐ行けるか?」
「彼等は循環している」
「素早く突破しよう。速く」
[交差点で車が交差する]
「766、あれは警察だ」
「そうなのか?」
「我々のためにどれだけの車を用意しているのだ?」
「奴等は我々が止まったのを見たか?」
「リック、奴らにつけられているか? 奴らを見る事が出来るか?」
オバリー「ああ、後ろにいる。グッドラック」
「766、あれは警察だ」
「そうなのか?」
「我々のためにどれだけの車を用意しているのだ?」
「奴等は我々が止まったのを見たか?」
「リック、奴らにつけられているか? 奴らを見る事が出来るか?」
オバリー「ああ、後ろにいる。グッドラック」
[海岸にさしかかる]
「降下ゾーンに近付いた」
「2、1、2、チェック」
「降下ゾーンに近付いた」
「2、1、2、チェック」
[車を降りる]
「行くぞ」
「ルイ、我々は小道であなたがそのエリアを調査するのを待つ
シホヨス「道の上には誰も見えない」
「マンディ、行ってもいいぞ」
「我々は最初のゲートを越えた。内側のフェンスに向かっている」
「いいと言うまで来るな」
「了解」
「今のところこちら岸に異変はない」
「OK、最初のセットアップに進もう」
「カークとマンディはどうだ?」
「行くぞ」
「ルイ、我々は小道であなたがそのエリアを調査するのを待つ
シホヨス「道の上には誰も見えない」
「マンディ、行ってもいいぞ」
「我々は最初のゲートを越えた。内側のフェンスに向かっている」
「いいと言うまで来るな」
「了解」
「今のところこちら岸に異変はない」
「OK、最初のセットアップに進もう」
「カークとマンディはどうだ?」
[水に潜るダイバー]
「マンディとカークは水の中だ」
「サイモンはどうだ?」
「マンディとカークは水の中だ」
「サイモンはどうだ?」
[岩の模型に隠しカメラをセットしている]
「彼は順調だ。一つは撮影開始した」
「OK、こちら側にもう一つ設置する場所を探す」
「彼は順調だ。一つは撮影開始した」
「OK、こちら側にもう一つ設置する場所を探す」
[崖を登るハンブルトン]
「ルイ、順調か? 高い所は苦手だ。ここはいいスポットのようだ。」
「水中カメラがセット出来た」
「ルイ、順調か? 高い所は苦手だ。ここはいいスポットのようだ。」
「水中カメラがセット出来た」
[シホヨスが赤外線カメラで光る点を見付ける]
シホヨス「みんな待て、そこだ」
「ルイ、そこにいるのか?」
シホヨス「丘の上に何か見える」
「くそう」
「作戦中止だ」
「姿勢を低くしろ」
シホヨス「みんな待て、そこだ」
「ルイ、そこにいるのか?」
シホヨス「丘の上に何か見える」
「くそう」
「作戦中止だ」
「姿勢を低くしろ」
[赤外線にカメラ映ったものは動物]
「あれはマーモットだと思う」
「良かった」
「ビーチにセットに移動する」
「ここは少し不気味だ。ここで起こる事が感じられる」
「必要ならまだ時間はある」
「我々は全員順調だ。最後のカメラを設置するところだ」
「全てのカメラは配置されて準備万端だ」
「あれはマーモットだと思う」
「良かった」
「ビーチにセットに移動する」
「ここは少し不気味だ。ここで起こる事が感じられる」
「必要ならまだ時間はある」
「我々は全員順調だ。最後のカメラを設置するところだ」
「全てのカメラは配置されて準備万端だ」
[75'21"]
[ホテルでモニターを見ている。たき火が映る]
「これはいい」
「セット完了だ」
「これはいい」
「セット完了だ」
[夜明け前、画面に映っているのはたき火をしている漁師数人]
「ミッドウェイのハワイ、ミッドウェイのあいらは水平線から水平線、イルカみたいにマッコウがったべたでなあ」
「水平線から水平線じゃないねん。わしはチリ行ったけれども水平線から水平線までシロナガス。竹やぶやった竹やぶ。あんなの竹やぶ。」
「どこ見たってもう真っ黒い水平線けや。手えあらいながや。」
「シロナガス?」
「うん」
「南米と聞いたらメッカ」
「ミッドウェイのハワイ、ミッドウェイのあいらは水平線から水平線、イルカみたいにマッコウがったべたでなあ」
「水平線から水平線じゃないねん。わしはチリ行ったけれども水平線から水平線までシロナガス。竹やぶやった竹やぶ。あんなの竹やぶ。」
「どこ見たってもう真っ黒い水平線けや。手えあらいながや。」
「シロナガス?」
「うん」
「南米と聞いたらメッカ」
[76'21"]
[世が明けてイルカ屠殺が始まる]
[80'08"]
[明るくなり漁師が焚き火を水で消している]
ナレーション:私達がその録画を見始めた時そこには集団ホラーがあった。それは信じられないものだった。彼等は大型クジラにするのと全く同じ事をしていた。得られるものは全て屠殺をしていた。
ナレーション:私達がその録画を見始めた時そこには集団ホラーがあった。それは信じられないものだった。彼等は大型クジラにするのと全く同じ事をしていた。得られるものは全て屠殺をしていた。
[80'26"]
[泳ぐイルカの群れの映像]
オバリー:何故彼等を自由にしなかったのか? この疑問が私を長い間目覚めさせて来た。
オバリー:何故彼等を自由にしなかったのか? この疑問が私を長い間目覚めさせて来た。
[「わんぱくフリッパー」の映像]
オバリー:彼等の出産を見て来た。病気の時は介抱をした。私が今知っている事を当時知っていたなら、十分な資金を集めて水族館から彼等を買って逃しただろう。それが正しい行いの筈だった。私は毎年ポルシェの新車を買っていた。私は可能な限りの無知だった。そのような事は長い間考えなかった。
オバリー:彼等の出産を見て来た。病気の時は介抱をした。私が今知っている事を当時知っていたなら、十分な資金を集めて水族館から彼等を買って逃しただろう。それが正しい行いの筈だった。私は毎年ポルシェの新車を買っていた。私は可能な限りの無知だった。そのような事は長い間考えなかった。
[82'09"]
[水産庁]
諸貫「我々の屠殺方法は実質的に改善され、太地町の漁師は特製のナイフを使って背骨に刺して、大半の動物は即死をする」
シホヨス「即死?」
諸貫「そう」
シホヨス「もし彼等がその方法以外で殺されるなら、それは残虐な方法か?
諸貫「既に話したように『もし』の話はしたくない」
シホヨス「私が見たばかりの録画を見て頂きたい」
諸貫「我々の屠殺方法は実質的に改善され、太地町の漁師は特製のナイフを使って背骨に刺して、大半の動物は即死をする」
シホヨス「即死?」
諸貫「そう」
シホヨス「もし彼等がその方法以外で殺されるなら、それは残虐な方法か?
諸貫「既に話したように『もし』の話はしたくない」
シホヨス「私が見たばかりの録画を見て頂きたい」
[太地町のイルカの屠殺の録画を見せる]
諸貫:いつどこでこれを録画したのか?
諸貫:いつどこでこれを録画したのか?
[83'20"]
[IWC会合]
森下「全ての捕鯨国が・・・屠殺方法と致死時間の改善の証明を行なって来た。我が国でも例えば致死時間は毎年短縮され、半数以上が即死であり、私達はこのデータと改善を誇りに思う」
森下「全ての捕鯨国が・・・屠殺方法と致死時間の改善の証明を行なって来た。我が国でも例えば致死時間は毎年短縮され、半数以上が即死であり、私達はこのデータと改善を誇りに思う」
[オバリーが太地町のイルカ屠殺の録画の映ったディスプレイを胸に下げてIWC会場に乱入、会場内を歩き回る。メディアのカメラに囲まれながら警備員に連れ出される]
[太地町の赤い入り江の飛行船映像]
オバリー:私が生きている間にこの終わりを見たい。今私は虐殺の行なわれている1つの小さい水域にフォーカスをしている。もしそれを止めさせる事が出来ないなら、それを修正出来ないなら、私達はより大きな問題には取り組めない。望みはない。
オバリー:私が生きている間にこの終わりを見たい。今私は虐殺の行なわれている1つの小さい水域にフォーカスをしている。もしそれを止めさせる事が出来ないなら、それを修正出来ないなら、私達はより大きな問題には取り組めない。望みはない。
[渋谷のスクランブル交差点の真ん中でディスプレイを下げるオバリー。早送りの動画で人だかりが出来始める]
[85'18"]
[エンディングクレジット]
海洋保全協会フイルム
海洋保全協会フイルム
諸貫秀樹水産庁補佐は2008年に解雇されている。彼の髪の毛のサンプルテストで水銀は陽性反応を示した。
入り江の「プライベート・スペース」は役職を解かれた。
漁野尚登、山下順一郎両議員の直接行動によって、太地町の学校給食からイルカ肉が取り除かれた。
入り江の「プライベート・スペース」は役職を解かれた。
漁野尚登、山下順一郎両議員の直接行動によって、太地町の学校給食からイルカ肉が取り除かれた。
ドミニカ共和国は最近IWCを脱退した。
日本は捕鯨議題に以下の国々をリクルートした:カンボジア、エクアドル、エリテリア、ギニアビサウ、キリバス、マーシャル諸島。
日本は捕鯨議題に以下の国々をリクルートした:カンボジア、エクアドル、エリテリア、ギニアビサウ、キリバス、マーシャル諸島。
太地町のイルカ屠殺は毎年9月まで行なわれる。あなた方がそれを止めない限り。
「Text dolphin to 44144」又は「TakePart.com/TheCove」まで。
「Text dolphin to 44144」又は「TakePart.com/TheCove」まで。
ロケディテクター:サイモン・ハッチンス
協力プロデューサー:チャールズ・ハンブルトン
小道具マネージャー:ジョー・チソルム
追加音楽:マター
編集協力:マイク・スカリシ
協力プロデューサー:チャールズ・ハンブルトン
小道具マネージャー:ジョー・チソルム
追加音楽:マター
編集協力:マイク・スカリシ
[89'58"]
[パトカーの音]
警官「パスポートを見せて下さい」
ハンブルトン「こんにちは」
警官「パスポートを見せて下さい」
ハンブルトン「こんにちは」
[大型トレーラーが開く。中に入っているのはイルカの飛行船]
ハンブルトン「私達は子供達のために行きました」
ハンブルトン「私達は子供達のために行きました」
[90'29"]
~~~~~~~~~~~(転載おわり)