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怪文書:主権回復会による「ザ・コーヴ」全訳(1)


公開上映前の映画のスクリプトを公開することは、著作権法違反でしょう。
しかし、「主権回復の会」がそのサイトで公開してしまいましたので、
http://www.shukenkaifuku.com/info/main.cgi?mode=thr&no=49 の#15
ここに敢えて転載します。これは、映画のどの版がソースで誰が翻訳したか、表明してない怪文書です。版権所有者からの疑義があれば即刻配慮します。

闇スクリプトをWEB上に頒布して、虚構をベースにした議論を展開しようとした前例には、NHKスシャル「アジアの一等国」があります。

転載の目的は、
1、これが正しいスクリプトであるかどうかの検証
2、<<主権・西村修平>>の主張の検証
に資する為です。御意見ご指摘をください。



(引用開始)~~~~~~~~~~~~~~

#1 アバンタイトル


提供:海洋保全協会
制作:ジム・クラーク
協力:ダイアモンド・ドク
スカイフィッシュ・フイルム

[夜、パトカーとすれ違う車]
ナレーター:私達はこのストーリーを合法的に行おうと試みたのだと敢えて言いたい。
「くそう」

[夜、鉄条網の柵を乗り越え隠しカメラをセットするメンバー]
ナレーション:起こりうる全ての可能性が頭をよぎり一晩中眠れなかった。最初にリックが見せてくれたストーリーは氷山の一角に過ぎなかった。

[オープニングクレジット、音楽]
(背景は築地のマグロ市場の映像~太地町の映像)

『ザ・コーヴ』
音楽:ジェイ・ラルフ
音楽監修:リズ・ギャレイチャー
共同プロデューサー:オリヴィア・アネマン
脚本:マーク・モンロー
編集:ジェフリー・リッチマン
エグゼティブプロデューサー:ジム・クラーク
プロデューサー:ポーラ・デュプレ・ペスマン
フィッシャー・スティーヴンス
監督:ルイ・シホヨス

[2'11"]

--日本、太地町--
[昼、マスクをしたオバリーが車を運転している]

オバリー「ここが太地町です。この小さな町には大きな秘密がある」
ナレーション:車から見る太地町の風景は『トワイライトゾーン』のような奇妙さがある。もし人々がここで起こっている事を知らなければここをイルカとクジラを愛する町だと思ってしまうであろう奇怪な町なのだ。
オバリー「これがあの悪名高い太地町立くじらの博物館です。私はこの場所を本当に憎んでいる」
ナレーション:私達が日本に着いた時、リック・オバリーは非常にフラストレーションが溜まっていた。
オバリー「警察がいる。背中を曲げて姿勢を変えれば、彼等は私を日本人の老人だと思う。ドモアリガトゴザイマシタ。」
ナレーション:私はここで一体何をやっているのかと考えた。地球を半周してやって来て、この偏執狂の男と一緒に車に閉じ込められている状況を。
オバリー:「誰かが後ろにいる。誰だか分らないが」

[ミラーに軽トラックが映る]

オバリー「そうだ。奴が来ている」
シホヨス「あの車がそうなのか?」
オバリー「そう。私は余りにも長い時間この事をやっている。町長は私をこの町に入れてくれ私は歓迎されたが、今や彼等は可能なら私を殺すだろう。大袈裟ではない。これらの漁師達が私を捕えて殺す事が許されるなら彼等はやるだろう」

[3'32"]

[海に潜るダイバーの映像]
--ルイ・シホヨス (海洋保全協会共同設立者)--
ナレーション:3年前、友人のジム・クラークと私は「海洋保全協会」(OPS) を創設した。私達は35年以上も海に潜っているが、同じダイビングスポットを訪れれば年々海洋の劣化を目の当たりにする事が出来るだろう。

私達が生きている間にも主要な絶滅が起こっている。

ジムはそれを止めるための何かアイデアを持っており、私は世界各地の暗礁のドキュメントを始めた。
私はサンディエゴの海洋哺乳類会議に行った。そこには世界の海洋哺乳類のトップ学者が2000人出席し、リック・オバリーが基調弁士である筈だったが、ぎりぎりになってプログラムのスポンサーが彼を除外した。何が興味深いかと言うと、そのスポンサーが「シーワールド」であると言うのだ。

[イルカショーの映像]
--リック・オバリー (アースアイランド協会)--
多くの海洋哺乳類学者がシーワールドの非営利部門であるハブ研究所から資金を得ている。彼等は私が囚われの動物に関して話す事を好んでいないからリストから外したのだ。
シホヨス:「イルカ屠殺? それは何の事だ?」と言った。彼は「来週行く予定だ。一緒に来るか?」と言った。

[太地町の中を走る車。入り江の上を通過する]
オバリー「最も重要なエリアに近付いている。そこにイルカの悪夢がある。『入るな』『危険』と書かれた標識が見えるだろう。これらの丘にナイフを持った漁師達が歩いている。ここは国立公園だ。漁師達は『ここで起こっている事が世界に知られたら我々は禁止される』と私に言った。想像出来るか? 彼等は本当にそう言ったのだ。そこに入り何が起こっているかをありのままに撮影し、真実を知らなければならない」

[5'47"]

--勝浦町、ホテル浦島--
ナレーション:私達がホテルに戻った時、人々が浴衣を着ているその大型温泉ホテルで、例の私服警官が3人がリックと話をしていた。
警官「捕鯨とイルカ漁反対のために日本に来たのか?」
オバリー「違います」
警官「反捕鯨と反イルカ漁の活動に?」
オバリー「違います」
警官「違う? 彼は違うとしか言わない」

[港のイルカ型遊覧船の映像]
ナレーション:窓の外にはイルカ船が通り過ぎるのが見えるが、それは何ともシュールである。笑いながら叫びたかったが出来なかった。
警官「立入禁止場所には入らなければいい」
オバリー「入りません」
警官「分っているのか?」
オバリー「勿論分っている」
警官「絶対に入らない事だ」
オバリー「入りません」
警官「ありがとう。また会いましょう」
オバリー「OK。それでは」

[6'47"]

オバリー:活動家になるなど考えた事もなかった。一つの事が次を導き、今や世界のどこかでイルカの問題があると私の電話が鳴るのだ。

[オバリーの活動の映像]
--ハーディー・ジョーンズ (BlueVoice.org創設者)--
ジョーンズ:リック・オバリーはイルカの活動で有名である。私が彼と最初に関わったのは最近ニカラグアに旅行した時だった。2頭のイルカが自らの排泄物の溜まったスイミングプールにいた。リックは何とかニカラグアの軍隊の協力を得て、イルカはヘリに乗せられ海に行き解放された。
オバリー (当時)「私達は野生のイルカを捕えて監禁状態にしており、そしてここには彼等を自由にする人々がいる」
ナレーション:今年の3月、オバリーはイルカを逃そうとしてフロリダ州で3回逮捕されている。アースデイに彼はビミミ諸島で同じ理由で逮捕された。
インタビュアー「何回逮捕されましたか?」
オバリー「今年の事ですか?」

--海軍試験場 (キーウェスト国立野生動物保護区)--
オバリー (イルカに話しかける)「泳ぐ者よ、お前達は政府認可の試験エリアにいる。お前達が政府プロジェクトを支えているんだ。分るか? 何て事だ」

[イルカを逃す映像]
オバリー:1頭のイルカが毎年数百万ドルを稼ぐ事が出来る。その中に大金が詰まっている。もしその道に入るなら、それは非常に危険となる。

[ジェーン・ティプソン殺害のニュース映像]
ジェーン・ティプソンは殺害された。私と一緒に働いた同僚が殺害された。もう一人はジェニー・メイである。私達はロシアのイルカの流通を止めようとしてハンストを行なった。10日目に私は意識を失い病院に行き、それでジェニーがターゲットになった。彼等は彼女をビーチまで尾行し、彼女自身のベルトで彼女を絞め殺した。

[イルカを逃す映像]
オバリー「環境においてこれらのイルカは新たな日を象徴している。それは尊重であって搾取ではない」

[太地町を運転するオバリー]
オバリー:テレビシリーズ「わんぱくフリッパー」がこの数十億ドル産業を作り出したから、私は幾らかの責任を感じるのだ。それがイルカと共に泳ぎ、キスをし、抱きしめ、イルカが死ぬまで愛する願望を作り出し、これらの捕獲を作り出したのだ。

[『わんぱくフリッパー』の映像]
[音楽:フリッパーのテーマ]♪人々は彼をフリッパーと呼ぶ。フリッパー、稲妻よりも速く、誰よりも物わかりが良く、誰よりも賢い・・・
オバリー:フリッパーを演じたのは5頭の雌のイルカで、私は5頭を自ら捕まえた。

--1962年のリック・オバリー--
オバリー「クルーメンバーは戦闘配置チームとなった。イルカを見付けた瞬間を逃す事は出来ない。彼等は最大の注意を払ってこの生き物を取り扱う。今や彼女に危害を加えるものはなく彼女は家に来たと感じているように見える。彼女は安全である」

--「わんぱくフリッパー」が1964年に放送開始して以来、リック・オバリーは世界で最も有名なイルカトレーナーになった。--
オバリー:イルカの訓練を始めた当時マニュアルなどなかった。脚本には「フリッパーは桟橋を調べて銃を拾い、左右に泳ぎながら降りて来る」と書いて有り、私はそれを何とか通訳しなければならなかった。

[フリッパーのシーン]
オバリー「フリッパー、ありがとう」
オバリー:私が心を撃たれたのは私達が考えているよりも彼等は賢いという事だった。
フリッパーのセットに私の家族が住む家は実際に私の家だった。そこに7年間住んでいた。家の正面には塩水湖があり、フリッパーは桟橋の先にいた。
フリッパーが金曜日7:30にテレビで放送が始まった時、私はテレビを家から長い延長コードで桟橋の先まで持って行き、キャシーは彼女自身をテレビで見て、彼女は自分自身ともう一頭のフリッパー役イルカのスージーとの違いを当てたのだ。
それで私は彼等が自己意識がある事が分った。人間以外の知性を意識するようになると、しばらくすれば彼等が囚われに属していないと分るようになる。しかし私は何もしなかった。

[イルカを運び出す映像]
ある日、全てが終わった。小道具のように彼等はマイアミ・シークエリアムに戻った。

[「わんぱくフリッパー」の映像]
オバリー:音楽が流れ、イルカがジャンプし微笑むこの場所にただ足を踏み入れれば問題を見付けるのは難しい。しかしイルカの微笑みは自然が作った最大の詐欺なのだ。それは彼等が常に幸福である幻想を作り出す。

[音楽:スマイル] ♪心が痛んでも微笑みなさい、心が壊れても微笑みなさい・・・

オバリー:イルカ水族館の中枢は飼育槽である。それら飼育槽の一つに行けばマーロックスやタガメットの瓶を見るだろう。イルカがストレスで胃潰瘍になるため使うのだ。監禁がなぜ上手く行かないかを理解するには彼等の野生の姿を見る必要がある。

[野生のイルカの映像]
野生のイルカは1日に40マイルも旅をする。彼等は朝にあるエリアでサーフィンをしていても1時間後には餌を求めて又は社交活動で25マイル離れた所にいるかもしれない。

イルカは音の生き物である。それが彼等の主要感覚である。人間の最高の聴覚はイルカに比べればオモチャである。水の中にいればイルカ達はあなたの事を見る事が出来る。心臓の動き、骨や、妊娠しているかを見る事が出来る。彼等は音から多くの情報を得ているのである。イルカが捕えられて満場の叫ぶ人々に囲まれたコンクリートの水槽に入れられている。

ボルティモアの国立水族館がオープンした時、イルカが次々と死んで行った。彼等がイルカを生かし続けられなかったのは、フィルターシステムがノイズを出しているからだと分った。ストレスがイルカを殺したのである。彼等は音に敏感である。これはイルカの主要感覚であり、それが太地の罠なのだ。

[14'03"]

--太地町--
[海の漁船群を双眼鏡で見るオーバリー。イルカの群れ]
オバリー「1, 2, 3, 4, 5, 6, 7... 12頭いる。あなたが今見ているものは古典的な追い立てです。イルカが数千年も使っている移動ルートがあり、彼等はイルカが来るのを待つだけだ。そして船からフランジ付きの長いポールを水の底に降ろし、ポールをハンマーで叩きイルカを恐がらせる音の壁を作る」

[イルカを追い込む漁船群]
ナレーション:数百頭のイルカが岸に追い立てられていた。ここまで大量のイルカを見た事はなかったが、それらは命のために泳ぎ、音の壁から逃げていた。

オバリー「その叩く音が聞こえるように思う。でもそれは私には常に聞こえ、眠っている間でも鳴り続けている。一度でも聞いたならその音が消える事はない」
ナレーション (オバリー):イルカが入り江に辿り着く頃には完全に気が動転してストレス状態になっている。彼等は入り江を封印し家に帰る。次の朝にイルカトレーナー達が列を作ってイルカ水族館に欲しいものを選ぶ。

[イルカの生け捕りの映像]
ナレーション (オバリー):彼等はまず探すのはバンドウイルカである。彼等がはフリッパーを探し若いメスを集める。私達がフリッパーショーでしたように。そしてイルカは世界各地に行く。

--太地町は世界の海洋公園とイルカと泳ぐプログラムへの最大のイルカ供給地である。イルカは一頭あたり最大15万ドルで売られる。太地町立くじらの博物館はそのブローカーであり、町と漁協が利益をシェアする。--

[太地町、イルカの生け捕りの映像]
ナレーション (オバリー):私ならカリブかどこかに自分のイルカ施設を持って毎年200-300万ドルを稼ぐ事だって出来た。これらの人々のように。しかし私はそこから立ち去った。

[「わんぱくフリッパー」の映像]
オバリー:私を変えたものはフリッパーのキャシーの死だった。彼女は酷い鬱になっていて、私にはそれが見え、そして感じられた。そして彼女は私の腕の中で自殺をした。

自殺とは強烈な言葉であるが、イルカやその他のクジラは私達のように自動的に呼吸をするのではなく、一呼吸一呼吸が意識的な努力を要するものだと理解しなければならない。そしてその生涯が余りにも耐えられなくなったら次の呼吸をしない事で命を終わらせる事が出来る。そのような意味で私は「自殺」という単語を使っているが、彼女はそれをした。彼女は私の腕の中に泳いで来て私の目を見つめ...一呼吸をし...そして次の呼吸をしなかった。私は彼女をそのまま行かせ、水槽の底に腹から沈んで行った。

次の日私はラーナー海洋研究所のイルカを逃そうとした事でビミニ諸島の刑務所にいた。それが私のリアクションだった。私は囚われている全てのイルカを自由にしようと思った。

この業界を築き上げるのに10年かかったが、それを取り壊すのに35年を費やしている。当時はイルカ水族館は3つしかなかったが、現在は数十億ドル産業になっている。これら全ての捕獲もぽて、私達が地球上で最大のイルカ殺戮を手助けしてしまったのだ。

[太地町の入り江。イルカの捕獲を見る人々]
ナレーション:この捕獲の過程は誰もが道路から見る事が出来る。しかしリックは彼等が秘密の入り江に船で行き選ばれなかったイルカを肉として売るために屠殺されている事を指摘した。
--イルカの追い込み漁は9月から3月まで行なわれ、日本で毎年2万3000頭のイルカが殺されていると推定される。--

[太地町立くじらの博物館でのイルカショーの映像]
ナレーション (オバリー):ここ太地町のくじらの博物館ではイルカショーを見ながらイルカの肉を食べられる。イルカ水族館ではイルカとクジラの肉が売られている。

[入り江のイルカの生け捕りの映像]
ナレーション (オバリー):漁師達の悪い行いへの報酬でこの屠殺が行なわれているのがこの捕獲産業なのである。死んだイルカでは600ドルしか得られないが、生きたショー用のイルカなら15万ドル以上も得られるのだ。
シホヨス:彼に協力し、この事を正しこれを変えさせようとリックに言った。しかし何をやるかは言わなかったのは、私にも何をやるのかが分らなかったからだ。

[太地町のイルカショーの映像]
オバリー:ここ日本にも世界自然保護基金、グリーンピース、国際動物福祉基金など多くの団体がある。それらは全て数百万ドルを集めているのに。これは世界最大規模のイルカ虐殺だ。彼等はどこにいるのだ?

[19'51"]

--国際捕鯨委員会会合--
ナレーション:全ての野生クジラ類の保護を唯一の目的とする組織が一つだけある。それがIWC... 国際捕鯨委員会である。しかし何故かイルカなどの小クジラ類は保護されていない。
オバリー「イルカはクジラの一種です。サイズは関係ない」

[ホテルの部屋]
--IWC2006でのオバリー 西インド諸島セントキッツ--
オバリー:IWCは馬鹿共の乗った船として歴史に残るだろう。どう見てもここに民主主義はなく、彼等はやりたい放題だ。
--オバリーはIWCから無期限で出入り禁止にされている--

[ドアがノックされる]
ホテル支配人:オバリーさん、私がいる事は分っている筈だ。
オバリー:はい?
ホテル支配人:ホテルを立ち去って下さい。
オバリー:朝までは待てる筈だが・・・
ホテル支配人:カメラを切るようにお願いした筈だ。

--マイケル・イリフ (タスマニア大学南極海南大洋研究所)--
小形クジラ類がIWCで議題にならないのは捕鯨国がそれらを除外する事に最も関心を持っているからであり、それらを食用にする国が特にそうである。

[IWC会合での森下水産庁参事官のインタビュー映像]
--イアン・キャンベル (元オーストラリア環境大臣)--
キャンベル:森下丈二さんは捕鯨担当審議官で、本当に大変な任務を背負った有能な人です。彼は毎日起きて鏡に映った自分を見て、それから世界に日本の捕鯨ポリシーを説明するために出かける。これは非常に複雑な問題です。

--森下丈二 (IWC日本代表団)--
森下参事官 (IWCでのインタビュー):捕鯨問題がより感情問題になっているのは明らかであり、なぜこの種だけがそこまで特別なのかの納得の行く理由は何一つない。

フィンランド代表 (IWC会合で):彼等は殺戮場にイルカを群がらせるのに水中音響を使用している。彼等は日本にそれがこの狩りの正確な描写であるかどうかを明確にするように要請している。日本はそれは小型クジラ類でありIWCの管轄外であると答えた。

--ポール・ワトソン船長 (シーシェパード代表、グリーンピース共同設立者)--
ワトソン:国際捕鯨委員会はクジラを扱う国連に公式に承認された唯一の国際機関である。これは基本的に決定拘束力のない組織であるが、唯一存在する組織である。

[21'52"]

--IWCは商業捕鯨を1986年に禁止している。翌年日本はイルカ殺戮を三倍に増やし大型クジラの致命的な調査捕鯨を開始した。--
イアン・キャンベル (豪元環境大臣):IWCの条項は科学目的の捕鯨は認めており、日本はそれを逃げ道としたのだ。

[調査船団の映像]
--ダグ・ディマスター (米国のIWC審議官)--
現在日本はミンククジラ、ナガスクジラ、イワシクジラ、ザトウクジラを殺す調査プログラムを持っている。

モナコ代表「全ての調査捕獲がこの委員会の記録の汚点だと感じる」
オバリー:彼等は南極海の1000頭のクジラの事を話しているが、ここの23,000頭の殺戮の事は話していない。
オーストラリア代表「IWCは史上最大級の環境の激変の一つに関してリードをして来た」
イアン・キャンベル (豪元環境大臣):現実として、IWCはイルカへの影響問題を精査する権限があるが、世界のほぼ全ての国がノーと言っている事を日本が合法化しようとしているのだ。
ポール・ワトソン:各国政府は集まり会合や会議を持ち互いに大袈裟な歓迎をする事に熱中しているが、何一つ達成した事はない。マーガレット・ミードは、どんな重要な問題も解決するのに政府や協会を当てにしてはいけないと以前言っていた。社会の変革は個人の熱意から来るのだ。
イアン・キャンベル (豪元環境大臣):クジラ種を絶滅から救うのにIWCを当てにするならそこに望みはない。

[23'19"]

[海岸と泳ぐイルカの映像]
ナレーション (オバリー):古代ギリシャでもイルカに危害を加えたら刑罰を受けたのだ。イルカが保護されているのは歴史上イルカが人命を救った物語は沢山あるからなのだ。

--デイブ・レストヴィッチ (クジラのためのサーファー共同設立者)--
波の上で一緒にいるとそこには本物の魔法がある。意識的に交信出来ない別な種があり、その両方が生存レベルの上位にある純粋な楽しみというものを経験している。

オーストラリア東海岸にサーフィンをしに行った時の事である。始めて30分ほど私はこの友人と一緒に座っていて、彼が行こうとした時・・・「待て」・・・次の波の表面にはイタチザメがいた。ヒレが下がりそれがその区域にいた。大袈裟でなくそれは私から2メートルの所にいて、見下ろしたが、まさしくそこにいて・・・それはまるで壁の中のガラスケースのようだった・・・

そのイルカが現場に来てサメにT字でぶつかり私と相棒からサメを引き離した。その瞬間・・・それは私の人生で最も明確な繋がりを実証したものだった。数年前、友人が日本で起こっている事を話した。23,000頭が毎年消し去られていて、それを誰も知らないのだと。

[24'51"]

[太地町でイルカをロープで下げている船の映像]
オバリー:誰もそこで起こっている事を実際に見ていない。それを止めさせる方法はそれを暴く事である。

[撮影禁止のプラカードを持つ漁師]
オバリー:彼等は既に「撮影禁止」と言っている。この標識には「撮影禁止」と書かれている。そして止めさせる方法は世界に暴露し続ける事だ。そして最終的に日本政府が「見ろ、これは機能しない。それはPRの悪夢だ」と言うだろう。
漁民「ノー、ノーフォトグラフ」
オバリー:私はBBC、ロンドンタイムズ、タイムマガジンを連れて来たが、皆が手ぶらでいなくなった。

[漁民と揉み合いになっている映像]
「ノーフォト、OK?」

[シーシェパードのドクロデザインの付いた帽子をかぶったオバリー]
彼等はカメラを怖れている。ある朝私はカメラを持っていなかったが、船の上の数人がイルカの赤ちゃんを取り上げて喉を切った。それは既に死んでいたが彼等はそれを掲げて喉を切り私を怒らせようとしていた。私は彼を殴りそうになった。彼は私の顔の間近に来た。私達は彼を「プライベート・スペース」と呼んだ。それが彼が知っているたった二つの英単語なのだ・・・「プライベート・スペース」

「帰れよ!」

そして彼は私の顔に近付き、カメラを持って私に怒鳴った。彼は私に彼を殴らせようとしていた。つまり彼は私を挑発し私は思わず・・・彼を殴り倒し岩から突き落とす所だった。それが彼等が狙っている事で・・・彼を殴るか、それとも我々を追い出す事だ。彼等が私達を追い出す唯一の方法は私達を逮捕させそれを撮影する事だ。私は偽の告発で逮捕されないためにその時間の殆どを費やした。彼等は我々を偽の告発で逮捕させゲームから脱落させるためにその大半の時間を費やした。

[26'23"]

--太地町、2003年--
[2003年のシーシェパードによるイルカ漁妨害の映像]
ポール・ワトソン:2003年、私は太地町にメンバーを送った。目的はそこで起こっている事を撮影する事で証拠を得る事だった。彼等は水に入りネットを切断し、ゴンドウクジラとイルカ数頭を逃し、直ちに逮捕された。それは我々がこれらの動物の生命を守る事への決心を示す事は上手く行ったが、勿論そこに戻る事は非常に困難になった。

[26'48"]

--太地町、2007年--
[2007年の妨害活動の映像。入り江の水面でサーフボートに乗って手を繋ぐプロテストを行なう6人のサーファー]

--デイブ・レストヴィッチ (クジラのためのサーファー共同設立者)--
レストヴィッチ:問題を露呈するために何かをしたかったが、私のサーフィンサークルでこの事を知っているのが私一人だった事にショックを受けた。それでハイデン・ペネティーアとイザベル・ルカス、私達は皆団結して決定をした。OK、我々は罰を与えると。

誰もアグレッシブにはならず、彼等は本当に噴火した。私達は町を去らねばならなかった。何も出来る事はなく、そのシナリオではそれ以上の事は出来なかった。

[怒る漁民の映像]
「目障りや!帰れよ!」

オバリー (入り江で)「つまり、これは猫とネズミのゲームのようなものだ。これらの活動家は丁度あの場所で逮捕された。彼等は二度と戻って来る事は出来ない。彼等はゲームから脱落した」
シホヨス:私は彼等に愛情を注いでいた。子供の時に「わんぱくフリッパー」をを見ていた。私が海を愛するようになったのはフリッパーもその理由の一つである。

[ロープで縛ったイルカを下げて進むボート]
オバリー (入り江で)「我々はこれを止めさせる。これを止めさせる。」
ナレーション:この男がその全てを始めた張本人なのだ。彼は自らが始めたこの巨大な問題を修正しようとしているのだ。しかし彼の力になれる人達を見付けられない。もし私達がそこに入れるのなら私達はこれを止めさせられる。

[28'04"]

[モーターボートに乗るチャールズ・ハンブルトン]

--チャールズ・ハンブルトン、西インド諸島アンティグア島--
ナレーション:私が最初に声をかけあこの男は親友のチャールズ・ハンブルトンである。彼はアドレナリン中毒者であり、カリブの海賊の航海長である。彼は写真撮影のために世界中を旅し、黄金の心と鋼鉄の神経の持ち主で、彼なら何でもやる。

--台北101 世界一の超高層ビル--
[台北101の頂上の塔の先に立っているハンブルトンの写真]

チャールズ・ハンブルトン:日本に来て欲しいという電話をはっきりと覚えて射る。私達は太地で列車を降り、すぐに警官に付き添われたリック・オバリーに会った。私はルイが彼が何をしようとしていたのかを知っていたのかはよく分らなかった。

[28'40"]

--太地町役場--
ハンブルトン:最初の日本への旅で、私達は町役場で全ての担当当局者を交えた漁業組合との公式な会合を持った。

[会合の映像]
--桜井敬人 (くじらの博物館学芸員)--
--三軒一高 (太地町町長)--
シホヨス:私達は彼等のサイドに敬意を払うように務めながら交渉に7時間を使った。それが私にとってのポイントだったが、両サイドの問題になり、彼等が何かを隠している事に気が付いた。
ハンブルトン:許可を得るためにはそのための許可が必要であり・・・誰も許可なしに何もやりたがらなかった。
シホヨス:2日間の交渉の後、彼等は「あなた方にそのような事はさせない」と言い、机の上に地図を拡げ地図上の赤いバツを指し「ここに行ってはいけない、ここに行ってはいけない」と言った。それでチャールズは「どこに行っていけないかを参考までにキープしてもいいですか? そうすれば我々はそこに行くべきでないと分る」と聞いた。そういう事だ。それが私達が行くべき所のテンプレートとなった。

[CGによる太地町の海岸の説明]
ナレーション:この秘密の入り江は天然の砦である。それは険しい崖に三方を囲まれ、そこに行くには複数のトンネルを通らなくてはならない。高いフェンスは鉄条網に覆われている。

[太地町の海岸の風景]
ハンブルトン:私はこれまで世界中を旅して来たが、この海岸線は荘厳だ。最も美しい場所の一つでこのホラーが起こっている事は驚くべき事だ。

[シホヨスが崖の上に潜入する映像]
シホヨス:私達はこの公園に潜入した。それは「津波公園」と呼ばれる。封鎖されていたが乗り越えた。津波公園の唯一安全な時間は海岸にイルカがいない時であり、警備員は辺りにはいない。リックは秘密の海岸を指差し「全ての不正ビジネスが起こっているのがここだ」と言った。警官が私達の後に付いて来たため、ここから離れようと考えた。再編成しようと考え太地町の外に観光に行った。

[30'44"]

[熊野那智大社の映像]
これらの美しい寺院の幾つかは日本で最も美しいものである。

[竜安寺の石庭の映像]
それらの寺の一つに乾いた石の庭園があり、そこで僧侶達が石を熊手で掃いていた。その中では世界中から人々が瞑想するために訪れていた。
これはゴージャスだが、アメリカで人々が日曜日に岩を見に外出はしないだろうと考えた。突如アイデアが浮かんだ。それが岩なら誰も注目しないだろうか?

[31'20"]

--カーナー・オプティカル (元インダストリアル・ライト&マジック、サン・ラファエル、カリフォルニア)--
オプティカル:これは映画『エバン・オールマイティ』のために作った大きな滝のセットだ。ダムが決壊し洪水が道を洗い流し・・・
ナレーション:私の親友の一人であり第一助手はインダストリアル・ライト&マジックの金型加工のヘッドになった男であり、彼に電話をして「プロジェクトのためのアイデアが浮かんだ。HDカメラを岩に隠したい。出来るか?」と言った。

[作業場でシホヨスに現物を見せるオプティカル]
「これが考えていたものか? これは美術品だ」
「必要なら茶色にするし、茶色とグレーの組み合わせも出来る」
シホヨス:茶色とグレーがいいかもしれない。私達にはまず第一にこれらが全てグレーであるといいが、極力目立たないようにしたい・・・
ナレーション:この特別な任務を実行するのに特別なグループが必要だった。特殊技能を持つ人々である。私はこのチーム、この「オーシャンイレブン」チームの編成を開始した。

--サイモン・ハッチンズ (フロリダ州フォートロウダデール)--
サイモン・ハッチンズは唯一従軍経験がある。サイモンはHDカメラと水中集音器を隠すこれら全ての奇妙な方法を作り出した。彼は天才だ。私達が夢見た事はサイモンが作ってしまう。

--ジョー・チソルム (コロラド州ボールダー)--
ジョー・チソルムはロックコンサートをオーガナイズし、私達は一種のロックコンサートのようなものだ・・・お忍びの。数百の素材ケースがありそれを日本に運び込まなければならないが、彼はその兵站業務を行なった。
チソルム:ルイが戻って来て「見ろ、入る事が出来た」と言った。そしてルイと私は撮影出来る全ての方法のティスカッションを始めた。
チャールズ・ハンブルトン:私達は国外持ち出し禁止の軍用の赤外線カメラを持っていた。鼓動があれば赤外線カメラはキャッチする。
ジョー・チソルム:私達が決めた事は空中撮影をする事で、自前のヘリコプターを準備する事にした。
ハンブルトン:私達は衛星写真を行なうために衛星を使う事を調べ、自前でジャイロコスタビライザーのHDカメラを付けた無人機をを作る事にした。それをキャシーと命名した。それは純粋にリック・オバリーへの敬意の表れである。

[イルカのデザインの飛行船]
シホヨス:このアイデアはもしこの気球が成功しなくて私達が逮捕されても、皆がこのバルーンを好きになるだろう・・・子供達、警官、そして皆が。

[飛行船をリモコンで操縦する]
チソロム:ルイと私にとって非常に重要な機材の一つは水中集音器だった・・・水中に置くハイテク音響器材。入り江のイルカの声が聞きたかったが、それがどれだけ深いかを知らなかった。リブリーザーを持っていたが、それは雑音を生じるかもしれなかった。

[33'49"]

--マンディレイ・クリュックシャンク、カーク・クラック、バンクーバー--
ナレーション:マンディレイ・クリュックシャンクとカーク・クラックは世界級のフリーダイバーである。

--国際フリーダイビング選手権--
クリュックシャンク:フリーダイビングは最もシンプルな用語で、ディープシュノーケリングのようなものです。一回の息でどれだけ深く海に潜れるか、どれだけ長く息を止めていられるかです。
ナレーション:マンディレイは8回の世界チャンピオンを獲得している。[世界記録の88メートル] 彼女は一息で300フィート潜水し自力で戻って来る事が出来る。私達が何をしたいのかを彼等が理解するとすぐさま参加をした。

[潜水の映像]
カーク・クラック:私達はクジラ、アザラシやイルカが持っている生理的特徴の幾つかを同じ物を持っている。私達は全て呼吸哺乳類であり、彼等は水に住み私達は陸地に住んでいます。
クリュックシャンク:海を泳いでいてクジラやイルカが近付いて来たら、それは最も想像を絶する経験の一つです。この野生生物がやって来て関心を示すのは自分が謙虚な気持ちになります。それは信じられない。

話せる言葉がない事がはっきり分っていても、彼等とコミュニケーションしているのと同じレベルである事を本当に感じる。互いに理解し合っているかのように。
私は水中の何も触る事はありませんが、でも考えたのはそれは私と一緒に長い時間泳いでいて、手を差し出すと私の手に転がり込んだ。私の目の前にいてお腹を撫でさせた。

クラック:野生で自己決定をするイルカがここに来て愛情と接触を求める。それは私達と一緒にいたい。イルカ屠殺を暴露する秘密作戦に参加したいかと聞かれれた時に、迷う事なしに「絶対参加する。何が出来るのか?」と言った。

[36'02"]

[ホテルの部屋で撮影用カモフラージュ小道具を拡げ]
「これは素晴らしい」
「そう。僕は無実の可愛く小さな岩だよ」
「これらが税関を通過する時が厄介だと思う」
「一回植えたら、これらに再び会える事を願う」
「ホテルに戻ったら本物の岩になっているかもしれない」

[空港]
ハンブルトン「47個のスーツケースだ。彼等が我々にこれを持ち込ませるとは思えない」

[太地町]
ハンブルトン:私達は極力慎重であるように務めたが、大きく黒いケースを持った欧米人がいない場所ではそういう問題ではなく、それは報告されていた。

[ホテル、窓の外の駐車場に白い車が止まっている]
オバリー (電話):奴らは我々がここに居る事を知っていると思うか? そう思うか?
サイモン・ハッチンズ:太地町に到着した最初の朝、リック・オバリーとホテルで会った。彼が私達をツアーに連れて行くならここの地形を理解する事が出来るいいアイデアである。それで全員が車に乗ったが、最初に気が付いたのは私達にはエスコートが付いている事だった。

[オバリーの運転で太地町の中を走る車の中]
オバリー:これが屠殺場だ。これが組合で、そこには「プライベート・スペース」がいる。

[神社の前で車を撮影している日本人男性、車を尾行する白い車]
シヨホス:この国に最初に来た時、誰が私達を尾行しているのか分らなかった。私達が標識ナンバーを把握している7-8台の車があり、これらの人々に尾行されている事は知っていた。彼等が捕鯨者なのかジャパニーズマフィアのヤクザなのかは分らなかった。
くじらの博物館から来た英語を話す人に会ったので「そこの車の中にいるのは誰なのか?」と聞いたら、彼はそこを見て「警察のチーフだ」と主張した。
チャールズ・ハンブルトン:リックと一緒にいれば問題人物だと彼等が知る事になる。

[38'34"]

[海岸にカメラを持ち込むシホヨス達。それを制止する漁民達]
「そこに入っちゃいけない。下がれ」

[ビデオやカメラを構える漁民]

[カメラを三脚に設置するシホヨス]
「こんな所写したってしゃーないだろ」
「なにすんねん?」

マンディレイ・クリュックシャンク:漁民との最初に遭遇したのは最初の災難が突発した時に彼等がやって来て、私達が到着すると間もなく大人数の漁民が現れた。浜に降りてみると殺戮の入り江に血液が出て来るが見えた。親が屠殺されている間沢山の子供達が親から隔離されていた。
よく見ようとして入り江に入りたかったが、ジョーと私が道を下りようとしたところ、漁民の数人が来て立ちはだかった。
「彼女に触るな」
私達が殺戮地点が見易い場所に行くのを阻止して、その後水際に沿って歩くと、一頭の可哀想なイルカが・・・逃げようとして真っすぐに私達と海岸に向かって来て、実際に幾つかの網を越える事が出来ても、それが呼吸をしに浮上した時毎回血が流れるのが見えて、最後の何呼吸かの後に沈んでしまってもう見る事は出来なかった。

[イルカを見る二人。その後シホヨスと共にその場を去る]
シホヨス「ドモアリガト」
漁民「バイバイ」
ナレーション:これを行なっているのは比較的小さいグループの人々であり、この遠隔地の村の外では殆どの人々がここで起こっている事を知らない。
オバリー:ここの漁民達は「これは我々の伝統文化だ。お前達が牛を食べるように我々はイルカを食べる」と言うが、真実はそれは大嘘である。日本の人々すらもこの事を知らないのなら、どうしてそれが伝統文化なのだ?

[41'41"]

--東京--
オバリー「2万3000頭のイルカが毎年殺されている事は知っていますか?」
通行人「知らなかったです。はい」
通行人「うっそー 食用にしてるって? 本当に?」
通行人「いや食べるなんて考えられないですね」
通行人「何で知らないんでしょうね。都内に出回ってます? イルカは食べるものだと思ってない」
通行人「見て楽しんだり、イルカを見て楽しんだり」
通行人「本当にもしそれだったら、もっと大騒ぎしないといけないわよね? 皆知らない。私だって初めてだもん」
オバリー:大阪、京都や東京の人々・・・彼等が知らない理由はメディアが隠蔽しているのだ。組織的で計画的な隠蔽、報道管制。何故ならイルカの肉は非常に水銀で味付けされているからだ。

--水銀は最も毒性の高い地球上の非放射性元素である。環境中の水銀レベルは化石燃料により産業革命以降毎年1%から3%上昇している。--

[排煙の映像]

[CGによる食物連鎖の説明]
水銀は最小有機体に始まり、ステップ毎に10倍に濃縮され、食物連鎖のトップに来ると毒性レベルに至る。

--ロジャー・ペイン (海洋同盟)--
私達が好む全ての魚・・・シマスズキ、アミキリ、マグロ、カジキ、マカジキ・・・これは水銀の主要ソースであり、これらは本当の問題を引き起こす。イルカだけでなく人類にも。なぜなら人類とイルカは食物連鎖で同じレベルにいるからである。もしバンドウイルカを見れば・・・それはフリッパーだが・・・実際動物達は毒のゴミ捨て場を泳いでいる事に気が付くだろう。

--諸貫秀樹 (水産庁捕鯨班課長補佐)--
これらの肉を大量に食べるのを控えた方がいいが、イルカの肉はそれでも重要な栄養を含んでいる。

--ダン・グッドマン (日本のIWC代表団顧問)--
これは消費者庁と厚生労働省の管轄であり、基準を越える製品は流通していない事は保証出来る。彼等の基準を。

--遠藤哲哉 (北海道医療大学)--
日本の魚介類の基準が0.4ppmです。このイルカ肉は2000ppm含んでいる。2000ppmの水銀は非常に毒性が高い。私はこれを和歌山県太地町で購入した。
ナレーション:殆ど誰もイルカの肉を安倍内のに2万3000頭が毎年屠殺されており、これが疑問の開始点である。肉は何処に行ったのか?

--C. スコット・ベイカー (DNA種特定学専門家、オレゴン州大学)--
イルカの肉は一般的に余り好ましい商品とは考えられておらず、適切に表示をされていたならより売れなくなる。だからこの肉は私達が認識するより遥かに広く出回っている。
ナレーション:スコット・ベイカーはポータブルDNA研究室を東京下町のホテルに作り、私達が持ち寄ったサンプルを分析し、大型クジラと表示されている高価な肉が実際はイルカである事を発見した。
ベイカー:消費者は南半球のクジラの健康的な肉を買っていると思っているかもしれないが、実際はWHOの基準の20倍の水銀を含んだ太地の海岸のバンドウイルカを買っているかもしれない。
オバリー:オルカの肉を食べている漁民達は自分達自身に毒を盛っているだけでなく、彼等は販売相手にも毒を盛っているのだ。そして政府はこの事を知っていて隠蔽をしている。

[45'44"]

[水俣市]
ナレーション:以前に水俣で同じ問題があった。水銀中毒が最初に発見された場所である。それは「水俣病」と呼ばれた。

[水俣病当時の映像]
--この病気は1956年に発生した。日本で最も高度な工場のチッソ水俣は密かに廃棄物を海に捨てていた。12年間日本政府とチッソはその関連を隠蔽していた。--
ベイカー:日本は水俣病と呼ばれた水俣の悲劇の歴史を盛っている。しかしこれは病気ではなく感染でもなく、これは毒物の結果である。高レベルの水銀に最も深刻なリスクがあるのは妊娠中の女性である。胚はこのレベルの水銀の影響を最も受け易い。
「わしはこう言うた中でももう、腸が煮えくり返るようであります。首は座らん、目は見えん、耳は聞こえん、口きけん、味は分らん、手で持てん足で歩けん」
ベイカー:子供は奇形で生まれ始めていて、それは再び起こるだろう。誰も病院で調べずどれだけの人々が水銀中毒になっているかの記録を見ようともしない。

--脳細胞への水銀の影響--
症状は記憶障害、聴覚障害、視覚障害である。それは直ちに死に至るのではなく時間がかかる。そしてそれが起こっている。


御意見御指摘

  • 主権投稿ヘッダーです
    ~~~~~~~~
    15. これはカルトだ!虐日映画『ザ・コーヴ』全訳  主権回復を目指す会事務局 - 2010/06/17(Thu) 01:39 ID:2IyV7wBw No.71
    これはカルトだ!虐日映画『ザ・コーヴ』全訳
    <これはまるで日本人差別のカルトだ>
    毒物を「表現の自由」で販売(上映)する欧米白人の人種差別
    -- (ni0615) 2010-06-17 11:27:25
  • 意味が取れない日本語の訳文からみても誤訳だらけだと思います。
    ただし、役者はそこらの中学生ではなく、英文テロップを見ただけで水産庁の役人さんのフルネームを、漢字で書くことができるポジションにある人のようです。 -- (ni0615) 2010-06-17 11:47:29
  • いくつか誤訳はありますが、全般的にはオリジナルの曲解はみうけられませ。ソースは英語版DVDでしょう。訳のクオリティにばらつきがあるのは数人で分担して翻訳した可能性が考えられます。 -- (入り江) 2010-06-17 23:20:34
  • >>入り江さん
    英語版DVDはもう公式発売されていたのですね。それを見ていない私には御指摘が大いに参考になります。コメントありがとうございました。
    ところで、怪文書だと自覚したのでしょうか、それとも提供者からクレームでも届いたのでしょうか? 主権回復会はこれをサイトから削除してしまったようです。 -- (ni0615) 2010-06-18 23:32:59
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