美維
2010-05-12 11:11:58

不倫 ~誕生日~

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年が明けて すぐには また
毎年恒例のあるスポーツの大会‥


去年、一昨年は色々とありながら
彼の試合を全て観に行く事が
できていた。


今年はどうなる事か‥


去年に続き、彼の奥さんも
この大会に出る。


初戦から何試合かは
奥さんが来る事はなく
気分良く彼の応援に行っていた。


大会の途中に
あたしの誕生日があった。


毎年この時期には
あたしの機嫌が悪い事が多いのに
この年はどういう訳か、
機嫌が良く二人でよく会っていた


2月に入り、7日に会った時 彼が
『ドライブに行こう』
と言うので彼任せにドライブ。


いつもは近場をフラフラするだけなのに
この日は、めずらしくどこかに
向かってる様子。


1時間くらい走って 着いた場所は
隣県のドン・キホーテだった。


彼に促されるまま
店内を見て回った。


あたしの好きなブランドのとこまで来たら彼が
『どれが欲しい?』
って‥


2日後に誕生日を控えていたけど
まさか 彼からブランド品をプレゼントしてもらえるとは思ってもいなかった‥


びっくりして
『こんな高いのいらないよ。』
って言ったけど

彼は買う気満々で
『たぶん、もうこんな高いのは
 買ってあげられないと思うけど
 今回だけはプレゼントさせて‥
 どれがいい?』
って満面の笑みで言ってくれた。


『嬉しいけど‥本当にいいの?』

『うん。なんか、俺も嬉しい‥』


ショーケースを一緒に覗きながら
少し遠慮してキーケースを選んだ。


きちんと箱に入れてもらい
プレゼント用にラッピングまで
してもらった。


彼の気持ちがすごく嬉しかった。



次の日は金曜日。
いつもなら会えない曜日。


日付が変わって少し経った頃、
彼から
【今、仕事終わったよ】
ってメールがきた。

【お疲れ様。
 少しだけでも会いたいな‥】
誕生日と言う事もあって
無理なのを承知で
少し我が儘を言ってみた。

【今からだと2時過ぎちゃうけど
 それでも大丈夫?】


そう言いながら、疲れているのに
夜中の2時に
彼は本当に来てくれた。


少し近場をドライブして
コンビニでショートケーキを買ってくれて
HAPPY birthday♪ を
歌ってくれた。


朝方4時近くまで
一緒にいてくれて
最高に幸せな誕生日を迎える事ができた。





この2日後に、
また苦しい想いをする事など
何も知らずに浮かれてるあたし。
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不倫 ~年末年始~

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"はぁ‥ またこの時期かぁ‥"


どんな時でも↑そう思い、
ため息が出る。


年末年始は特にかな‥


クリスマスを無事に二人で過ごし
しばらくは少し機嫌のいいあたし


‥が、クリスマスを過ぎれば
悪夢の年末年始はすぐ目の前‥


この年の年末の彼は
【家に帰りたくない】
【今日会える?】
と、毎日のように言っていた。


彼の話では、
奥さんが家の事を何もしない
らしい‥


彼が仕事で疲れて帰っても
ご飯もない。
お風呂も沸いてない。
掃除もしてないから
家の中がきたない。
って言ってた‥


何でかは忘れちゃったんだけど
この年の年末は
クリスマスの日に会って以降、
彼と会ってない‥


なんでだったんだろう‥
記憶にない‥



彼の正月休みは
12月31日から 1月2日。


正月休みに入る前までは
あれほど毎日
【今日会える?】
って聞いていた彼。

休みに入ってからは 一度も
【今日会える?】
と言うメールはなかった(笑"


おかしいね‥

家にいたくない。
家に帰りたくない。
嫁と一緒にいたくない。

はずなのにね‥


どう過ごしてたんだろ‥


メールもあまり来なかった。



年末年始を一人で過ごしてる
あたしはもちろん面白くない。


何年経っても、
何回同じ事を経験しても
ちっとも成長できない自分にも
腹が立つ。


もう少し割り切らなきゃいけないのに‥


わかってるんだけどわからない。



2008年になって初めて会ったのは
1月10日だった。


2週間以上ぶりに会えたのに
特にどこへ行くわけでもなく
普段と変わらず
車の中で話してエッチしただけだった。
2010-05-11 11:00:58

不倫 ~クリスマス~

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むかつく気持ちとは反対に
会いたい気持ちももちろんある。


ひねくれていながらも
可愛げのないメールをしながらも

結局はクリスマス当日会う事にする‥


彼の仕事が終わって

【今から出るよ】

ってメールがきたのが8時半すぎ


少ししてから待ち合わせの
いつもの場所に向かった。


少し待って彼も到着。


彼の車に乗り込んで
巨大ツリーがある事で有名な場所に向かった。


行く途中の車の中では、
少し文句も言っちゃったけど

彼と会えた嬉しさ、
彼とデートできる喜びで
機嫌のいいあたしがいた。


今日行く所は
あたしは、何年か前に
一度だけ来た事がある。

彼は、『俺は初めて行くー』と
言っていた‥


待ち合わせ場所から
1時間ちょっとで到着。


クリスマスと言う事もあり
すごい人‥


彼は帽子を被り、
ベンチコートのフードまで被り、
完全防備‥


ま、外を歩く時は仕方ないか‥


早速、車から降りて歩き始める。


彼に手を引かれながら彼について行った。


彼は迷う事もなく、巨大ツリーの方へ足早に歩いて行った。


あたしの頭の中には "???"
‥はてながいっぱい‥


"確か、初めてって言ってたよね"


あたしが初めて来た時は
『巨大ツリーどこー?』
って 友達とさ迷いながら
やっと辿り着いたのに‥

彼は一直線に巨大ツリーに向かって歩いてる‥


"そう言えば、ここへ来るのにも
道に迷わなかったよな‥"


ここに来るには 山道のような
狭い道を通らなければ着かない。

ここの場所を知らない人は、
ここに着く道のりも
巨大ツリーまで歩いて行くのにも
迷うはず‥


あたしは直感で
"この人、来た事あるんだな‥"
って思った。


そんな事で、嘘つかなくてもいいのに‥


"嘘" ってわかった方が辛いよ‥


そんな事を一人で考えながら
歩いてた。



彼とのデート(?)は相変わらず
とっとと足早に歩いて
巨大ツリーすらも ゆっくり見る事は なかった。


ツリーを見てから、他のところも
ゆっくり見て回りたかったけど
そんな事もできず、
屋台でイカを食べたり
ほんの少し売店を覗いてみたり‥


その売店で彼が
『お揃いで何か買おうか?』
と言ってくれて

ビーズでできた小さなクリスマスリースの
ストラップをあたしは赤、彼は緑で
彼が買ってくれた。


あたしは今でも
大切にとっといてあるけど‥

彼はどうしてあるのかな‥



この日は
巨大ツリー点灯最終日とあって
12時に消灯するらしい‥

あたしは彼に
『消える瞬間見たい。見てこ。』
と言って、見てから帰る事にした


消える瞬間は呆気なかったけど
"彼と一緒" が
とりあえず、すごく嬉しかった。


帰りは来た道とは違う道で
ドライブしながら帰った。


いつもの場所に着き、
愛し合ってから
お互いの家に‥


楽しいクリスマスが過ごせた。
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