2010-05-08 08:33:47
不倫 ~鹿児島~
テーマ:ブログうやむやな気持ちのまま‥
一週間後、彼は一人で
クリニックのため鹿児島に行く。
あの試合の事があるまで、
あたしは空港まで送って行く気でいた。
でも、どうしても納得できず
あたしはまた捻くれていた。
"空港までドライブしたい‥"
"空港まで一緒に行きたい‥"
"少しだけでも彼の傍にいたい"
そう思う反面、試合の日の事を
思い出すと
"なんであたしがあっしーなの?"
"電車で行くのが面倒なだけでしょ?"
"電車賃浮かしたいだけかも‥"
"都合よく使われるのはうんざり"
そんな気持ちが交差していた。
そんな葛藤は 彼が鹿児島に発つ当日まで続いていた。
彼も時間ギリギリまで
【空港まで一緒に行けない?】
って言っていたけど
結局 あたしは行かなかった。
実際、行かないとなると
なんだか彼が可哀相に思えてきた。
意地っ張りなあたしは
彼には言えないけど心の中で
"ごめんね‥" と呟いていた。
彼は電車の中でも空港に着いて
からも 飛行機が飛び立つ直前
まで ずっとメールをしてくれていた。
もちろん、鹿児島に着いてからも
時間の許す限りずっと‥
一泊で東京に帰ってきた彼。
その3日後には仲直りして
また会うようになっていた。
会った時、彼にSNSのサイトを
紹介して入ってもらった。
(紹介してGがほしかっただけ(笑)
あたしは彼の愚痴や思ってる事、
感じた事、彼には恥ずかしくて
直接言えないような事など
一人でサークルを作り
そこで全て書き溜めていた。
彼もそのサークルが気になる
みたいで
《ちゃんと気持ちを書く事》
《間違った事が書いてあったら
ちゃんと反論,否定する事》
を条件にサークルに入る事を
許した。
あたしは これで少しでも
あたしの気持ちや考えが
わかってくれればいいなぁ‥
と思っていた。
‥甘かったね‥ あたし‥
これであたしの苛々も少しは
減るだろうな‥
と思っていたんだけど‥
実際には、その逆で後に
苛々が増すばっかりだった。