HOME> ゲーム> E3開催と同時期にソフトを体験！　あの名人も参加した『影の塔』の日本最速体験会

●『影の塔』体験会に高橋名人も参加

　ハドソンから2010年7月22日発売予定のWii用ソフト『影の塔』。その日本国内で最速となる先行体験会が、2010年6月16日（水）にハドソン東京本社にて開催された。

　『影の塔』は、少年の影を操作して、そびえ立つ謎の塔の中を冒険していく影・謎解きアクションとして話題の作品。今回の体験会は、本作のE3での発表に日にちを合わせた、日本最速の催しであることがひとつのポイント。参加者はファミ通.comで募集され、抽選で選ばれた10名。いち早く『影の塔』を体験できただけでなく、ハドソンからのプレゼントや、さらに特別ゲストとして、高橋名人も登場するなど楽しい催しに。名人の楽しいトークにより、初めて集まった人たちであるにもかかわらず、アットホームなひとときをとなった。

　当日は、18時30分に会場、19時に体験会開始の予定だったが、参加者全員が早く集合したため、18時30分から開始になるハプニングがあった。会場のモニターに『影の塔』のトレーラームービーが映され、参加者が鑑賞したあと、ハドソン宣伝部の河合氏の挨拶から催しがスタートした。

河合氏は「本日は『影の塔』の、いろいろな部分を楽しんでください」と挨拶したあと、「今日は特別なゲストが来ています。ご想像どおりだと思いますが」と前振り。

 

そして高橋名人登場。「ところで、みなさんの写真を僕のブログに載せてもいいかな？」と、話を脱線させつつ、「みんなも今日のことブログに書いてよ」とちゃっかり。

　今回の参加者は、すべて、ふたりひと組で合計5組の参加。その中の3組をグループA、ふた組をグループBに分け、3台の試遊台を使い、約15分交代でこの日のために編集されたROMをプレイをした。初めて体験する“影”の操作に参加者はすぐに夢中に。ハドソンのスタッフは、そのそばで質問になごやかに答えていた。

 

夢中でプレイする参加者。一方、待機しているグループは、用意されていた食事もそこそこに、後ろからモニターをのぞき込みながら、「早くやりたい」とつぶやいていた。

　ひと通り体験を終えたところで、ゲームが少し進んだ先に登場する、通称“チェイスステージ”のシーンを試遊。影の塊という巨大な敵から逃げるスリリングなステージを体験した。その後は、パズルのような謎があるステージの早解きを競うコーナーも行われ、グルーブAの参加者とグループBの参加者の1位を決めた。制限時間5分のステージだったが、トップは55秒でクリアー。これには、さすがの高橋名人も唖然。「スタッフはみなさんを甘く見てましたね」と語り、会場を湧かせた。勝者には、ハドソンからゲームソフトがプレゼントされた。

 

グループAのトップをとったのは清田さん（右）と高橋さん（左）。「思ったより堅いゲームではなくて楽しめました」（清田さん）。「既存のゲームとは違った感覚だった」（高橋さん）。タイムは55秒。

 

グループBのトップはハマティー（右）さんとシラカバさん（左）のコンビ。 「影を操作する感覚がおもしろかった」（ハマティーさん）。「ギミックも楽しかったです」（シラカバさん）。タイムは58秒。

　体験会が予定より早く終了しそうなので、高橋名人が急遽、質問コーナーを提案。当日、北海道のハドソンから会場に駆けつけた『影の塔』の開発チームの佐藤氏とともに、参加者から質問を受け付けるというひと幕もあった。参加者の鋭い質問に「大人の事情で話せません」を連発することにはなったが、会場はさらに和気藹々に。ひととおり質問を終えて、体験会は終了。お土産を手に、参加者は家路についた。

 

名人の粋なはからいの質問コーナー。開発チームに直に質問できる機会を得た参加者たちは、鋭い質問を連発。｢それ、答えられないって｣と名人もタジタジ？

 

名人は参加者全員とコミュニケーション。会場内でサインや記念写真をしていた。『影の塔』のゲームが楽しめて、名人にも会え、参加者は一様に満足な様子だった。

※『影の塔』公式サイトはこちら

 

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