2010-05-05 02:44:50
不倫 ~早朝~
テーマ:ブログ2006年12月中旬
あたしは美容院に行った。
いつも髪型はあまり変えず
縮毛をかけ 毛先を切る程度。
『一回でいいから前髪作って
みない?』
担当の人に言われ なぜか
《お任せ》にしてしまった。
終わってみると 最悪だった。
"こんな髪型ぢゃ彼に会えない"
ってくらい あたしには似合わない髪型だった。
彼に報告メールを送る。
私【前髪超ー変になっちゃった。
伸びるまで会えない。】
カレ【会えないのは嫌だよ。
大丈夫だから会おうよ】
優しい彼。
その3日後の夜、
彼とメールをしてた。
普通にやり取りをしてたら彼が
カレ【明日ってか、もう今日だけど
朝早いけど一緒に試合行く?】
私【行きたいけど前髪が‥】
カレ【前髪平気だよ。4時半に
いつものとこ来れる?】
私【行けるけど前髪が‥】
カレ【じゃ朝早いけど来てね。
待ってるよ。】
もぅ夜中の2時を過ぎていた。
寝る時間もほとんどなく
4時に家を出て待ち合わせ場所へ
待ち合わせ場所に先に着き、
この変な前髪を彼に見せるのか‥
どんな反応をするだろう‥
見られるのが嫌な反面
一緒にいられる嬉しさで
複雑な気持ちで彼を待った。
10分ほど遅れて彼が来た。
まだ夜明け前で暗いのが
有り難かった。
彼の車に乗り込み前髪を見られる‥
彼はにやけながら
『似合ってんぢゃん!!
全然変ぢゃないよ!!』
と、この時ばかりは
嬉しい嘘を言ってくれた。
一度見られたら 平気なもんで
前髪も気にする事も‥
なくなっ‥ た‥ かな‥?
そして栃木県に向かって出発。
約3時間の道程はあたしにとって
幸せな道程。
この日の彼は《選手》ではなく
《監督》としてベンチにいた。
きっと複雑な心境だっただろう‥
試合を終えて また来た道を戻る。
毎回試合に一緒に行った後、
帰りはどうするのかは
彼の意思に任せてる。
あたしがどうこう言う事は
滅多にない。
あたし的には、
もちろん毎回でも
ラブホに寄りたい。
でも試合に連れてってもらってるから、それ以上わがままを
言わないようにしていた。
毎回 "今日はどうするのかな?"
と 不安な気持ちになる。
早い時間に地元に戻って来た時は
その不安も更に大きくなる。
結局、この日は ラブホに
寄ってくれた。
試合で動いてない彼は
3回頑張った。
試合で動いた後でも
変わらないんだけどね‥(笑"