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官房機密費 原則公開で検討

6月18日 21時12分

仙谷官房長官は、民放の番組収録で、いわゆる官房機密費の取り扱いについて、今後1年程度をかけて検証を行ったうえで、何十年かあとに原則公開とする方向で検討を進める考えを示しました。

この中で、仙谷官房長官は、いわゆる官房機密費の取り扱いについて、「今まで、どういうところで使われてきたのかを1年ぐらいかけて調べたい。中身を検証してみないと結論は出ないが、何十年かあとに原則公開とする方向で考えたい」と述べました。また、仙谷官房長官は、菅総理大臣が消費税率の10%への引き上げに言及したことに関連して、「むだはせいぜいあと2兆円削れればいいところだ。消費税率の引き上げによって財源が増えれば、医療や介護の現場に余裕が出てくる」と述べました。そのうえで、仙谷官房長官は「消費税率の引き上げは、衆議院選挙のあとにしか実施しない。事と次第によっては、今の任期が満了するのを待たず、衆議院選挙を早めることはあるかもしれない」と述べました。